LM135CD(LYNX)
クリムゾンやVDGGを思わせるダークで重厚なプログレに、サイケデリックな色彩感やアヴァンギャルド要素をぶつけたサウンドはなかなか個性的。このポーランド新鋭、注目です。
ポーランドの新鋭プログレ・バンド、18年デビュー作。クリムゾンやVDGGを思わせるダークで重厚なプログレに、サイケデリックな色彩感やアヴァンギャルド要素をぶつけた個性的なサウンドを鳴らします。ザクザクとヘヴィなリフワークからフリップ風の緊張感あるソロまで縦横無尽なギター、サイケな毛羽立ち感のある音で豪快にソロを取るオルガン、重々しいブロウがかっこいいサックスらが応酬する冒頭15分のナンバーから痺れます。そうかと思うと、ラストはクリーントーンの煌めくようなギターと軽やかなサックスが絡みながらひた走るジャム・バンドのような心地よい好ナンバーで締められていて、硬軟を自在に切り替える音楽性の豊かさにも唸らされます。これはなかなかの好バンド!
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