70年代ドイツの名オルガン・ハード・バンド、72年発表のライヴ盤。
フレンチ・プログレの名バンド、叙情的なシンフォ・アンサンブルとシアトリカルなヴォーカルがドラマティックに絡む74年の傑作3rd!
3,190円(税込3,509円)
元CRAZY WORLD OF ARTHUR BROWN〜KHANのベーシストによる72年ソロ、ブリティッシュ・オルガン・ロック傑作!
1,690円(税込1,859円)
『TUBULAR BELLS』のプロデュースでも知られるイギリスのマルチミュージシャン、ジャケットのイメージ通りの幻想的で英国然としたサウンドを聴かせる77年ソロ作
690円(税込759円)
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ドイツ国内で別格の存在感(4 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
圧倒的声量を有する女性シンガー、インガ・ラムプを擁し、独国内では無敵の評価を受けていたフラムピー。彼らは70年代に3枚のスタジオ作を残しておりまして、これは3作め「By the Way 」発表後のライブになります。曲目は3作めと2作目から。音が割れていまして、それがビンテージの雰囲気をまた醸し出していて、悪くありません。長いインタープレイが多く、10分、20分を超える演奏を事もなげにこなしています。さすがです。
わたしは、彼らのセカンドの印象がとても強くて、ついオルガン中心のハードロックだと見なしてしまっていました。このライブを聞きとおすと、彼らはもっとヨーロッパ歌謡の土壌から出ている広い音楽性をもったグループだと判ってきます。彼らは結局、英国進出に失敗して空中分解していきます。逆に米国に進出していたらデラニー・アンド・ボニーみたいになった可能性もあるのじゃないかと考えてしまいました。ギター、オルガンの演奏力は圧倒的で、インガの歌唱力と合わせてとても満足感を感じます。
インガ・ラムプのことを勝手にキャス・エリオットみたいな歌手だと思っておりましたが、実はくっきりした目鼻立ちの美人であります。2022.06.23