MALS415(MALS) 【2016年発売CD】
紙ジャケット仕様。
80年代より映画音楽の分野で活動してきたカナダのマルチプレイヤー/コンポーザー。うっすらとダークに立ち込めるシンセが印象的なフロイド系シンフォですが、映画音楽家の顔も持つだけあり、SEを効果的に用いた映像喚起的な音作りはさすがの完成度!
カナダ出身、80年代初頭よりTV音楽/映画音楽の分野で活動してきたマルチ・ミュージシャン/コンポーザーによる16年作。うっすらとダークに立ち込めるシンセ、メランコリックなアコギ爪弾き、物悲しげに響くフルートやチェロ、ストリングスらが織りなす、ゴシック色も香る陰鬱なサウンドメイクで聴かせるシンフォニック・ロック。映画音楽家としての顔も持つだけあって、SEを効果的に用いた映像喚起的な音作りはさすがの完成度です。全体にピンク・フロイドからの影響が見え隠れする音楽性ですが、ギルモアっぽいフレーズのエモーション溢れるギターも登場し、ダークな色調のサウンドの中でドラマチックに浮かび上がるギターのプレイにはかなりグッと来ます。派手な展開こそ少ないものの、以前からの持ち味と言える、仄暗くも奥行きある独自の世界観をじっくりと堪能させてくれる、聴き応えのあるシンフォニック・ロックの逸品です。
【新作追加】ピンク・フロイドのDNAを受け継ぐ00年代〜のプログレ特集!
00年代に入って世界各国から芽吹くフロイドのDNAを特集!
薄暗い森の奥で執り行われる謎めいた儀式を描写するような音像と、フロイド風の淡いヴォーカルの組み合わせが何とも雰囲気抜群。80年代初頭よりサントラ界で活躍したカナダのマルチ奏者/コンポーザーが放った24年作!
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