CD01231(ROCKAWAY)
ボーナス・トラック3曲。
サバスや現代のドゥーム/ストーナーロックに通じる、引き摺るようにヘヴィでダウナーでスモーキーなアンサンブル、天に向かって放たれるカリスマティックなヴォーカル…。LA産ヘヴィ・サイケ屈指の傑作。
70年代初頭にLAで活動していた5人組ヘヴィ・サイケ・バンド。71年唯一作。重厚なファズと不穏な単音リフが絡み合うツイン・ギター、もったりと地を這うベースとタイトでタフなドラムが強烈なダウナー感を演出。最大の聴き所は、時に凶暴に唸りあげ、時に繊細な歌声を聴かせるJim BeachのカリスマティックなVo。ただならぬ気迫、圧倒的なポテンシャルが見事に表出しています。前半のダウナーな楽曲も素晴らしいですが、後半の「Sons Come to Birth」のような儚く美しい楽曲や、Jim Beachの天まで届きそうなシャウトが印象的なヘヴィ・ブルース「This Bird」も最上級の格好よさ。傑作。
CREAMを彷彿させる米ヘヴィ・サイケ/ハード・トリオ、69年作
ミシガン出身、女性ヴォーカルを含む5人組ヘヴィ・サイケ・バンド、71年唯一作
オハイオ産、ファンクテイストの濃い4人組サイケ・ロック/ヘヴィ・サイケ・バンド、71年唯一作
アメリカン・ヘヴィ・サイケ/ハード・ロックの逸品、71年発表
MEET THE SONGS 第83回 FRACTION の『MOON BLOOD』
陰鬱としたメロディとな凶暴性を秘めたのヴォーカルが印象的な、FRACTION の『MOON BLOOD』 をピックアップ
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