BARCD175(BLUEART)
16年のデジタル・リマスター、ボーナス・トラック1曲。
キューバに同名バンドが居ますが、こちらはアルゼンチンのバンド!アルバムのどこを切り取っても立ち上る秘宝臭。雰囲気たっぷりジャケから受ける期待通りの秘宝!
キューバのバンドとは同名異バンドとなる、アルゼンチンはロサリオ出身のプログレ・トリオ、76年の唯一作。バタバタとした野暮ったいドラム(最高!)、よく動くベースによる変拍子折り込みまくりのリズム隊を土台に、流麗というよりも粗野なタッチで弾きまくるジャズ・ギターが軸となり、管弦楽器奏者(6曲中4曲でゲスト参加)が時にシンフォニック、時にジャジーな色を添える、というスタイルのシンフォニック・ジャズ・ロックが印象的。2曲目では、ほの暗く幻想的なフルート、駆け上がっていくようにダイナミックなヴァイオリンがフィーチャーされてシンフォ・ファン必聴だし、サックスがフィーチャーされた曲はコロシアムあたりを彷彿させて良い感じだし、アルバムのどこを切り取っても立ち上る秘宝臭が凄いです。雰囲気たっぷりのジャケから受ける期待を裏切らない南米産プログレ〜ジャズ・ロックの秘宝。
TOMORROW'S GIFT/TOMORROWS GIFT
ジャーマン・オルガン・ハード屈指の傑作と言える70年デビュー作、アフィニティやベーブ・ルースのファンは必聴!
1,992円(税込2,191円)
コロシアム『ヴァレンタイン組曲』を起点に、ディープなブラス・ジャズ・ロックを探求!
秋深まる季節にぴったりの各国ブラス・ジャズ・ロックをご紹介!
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