デジパック仕様、CD-R。
同郷ケベックのHARMONIUMからMIKE OLDFIELD、果てはポーランドのMILENNIUMまでをも想起させる、現代シンフォ・ファン必聴のワールドワイドな魅力を持つケベック新鋭が登場!
ケベック出身の男女からなる新鋭シンフォ・デュオELIPHASZの12年作。冒頭からの19分に及ぶ大作は、ピアノ、フルートによるケベックらしい切なさあふれるメランコリックさと、ポーランド・シンフォ、中でもMILLENIUMなどを思わせるデジタリィなサウンドとの融合が見事で、その上をシンセ、ギターがひたすらにドラマティックなソロを紡いでいく名曲。後半のMIKE OLDFIELDの初期作を彷彿とさせる荘厳なトラッド展開もこれ以上ないほど決まっており、この一曲で彼らのミュージシャン・シップの高さが伝わってます。2曲目以降にはフランス語による男女ヴォーカルも登場し、トラッド風のメロディ・ラインが印象的なハード・シンフォニック・ロックを展開。同郷の名バンドHARMONIUMをハードにアレンジしたような感触もあり、ケベック・プログレ・ファンの方ならまず楽しめることと思います。ケベックらしい耽美なメランコリーと洗練されたサウンド・プロダクションが抜群に気持ちいい快作です。
MEMORIANCE/L'ECUME DES JOURSE: D'APRES BORIS VIAN
ジェネシスやキャメル影響下のフランスのバンド、79年作2nd、叙情的なユーロ・ロック名作
2,590円(税込2,849円)
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