EREACD1003(ESOTERIC)
廃盤、デジタル・リマスター。
かのザッパも称賛したキーボード・ロック・グループSFFのギタリスト&キーボーディストによるデュオ作。過去のテクニカルな作風からは一変しているものの、メロトロンやムーグ、アコギが織り成すドイツらしいロマンに満ちたシンフォニック・ロックが絶品です。
SPEKTAKELのドラマーとギタリスト、SAMSPELのキーボーディストにより結成されたキーボード・ロックグループSFFのギタリスト、キーボーディストによる、名義は違えどSFFの3rdとしての位置づけでもある77年作。ドラマーEduard Schickeが脱退し、前作でも参加したベーシストを加えたその内容は、前2作のサウンドから音楽性を変え、非常にアコースティックな質感を持ったサウンドを提示。アコースティック・ギターによるクラシカルなアンサンブルや、彼らの個性であるメロトロンの荘厳なサウンドで聴かせており、今までの彼らの音楽性には無かった、バロック的で純シンフォニック然とした音楽性が素晴らしい1枚となっています。テクニカルな畳み掛けやスリリングなバンド・サウンドとは距離を置いているものの、ジャーマン・シンフォニック・ロックらしいロマンを感じさせる作品と言えるでしょう。
トルコ系フランス人のメンバー達が結成したグループ、79年1st、神秘的な美しさと粛々としたメランコリー、フレンチ・シンフォを代表する名作
2,690円(税込2,959円)
中古棚に眠っている名作を掘り起こして再びスポットを当てることを使命とするカケレコ中古棚探検隊!今回はジャーマン・シンフォを掘り起こします☆
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ヒーリングプログレ(0 拍手)
Yuzurinda604さん レビューをすべて見る
SFFから、ドラマーが退け、残る二人のユニットとして活動をはじめたF&Fの'78年唯一作が再発CD化。
SFFよりアンビエント、ニューエイジ風味。ファンタジックな描写がすばらしい。