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FETISH

SEVEN STEPS TO THE GREEN DOOR

PPRCD030(PROGRESSIVE PROMOTION) 【2015年発売CD】

デジパック仕様、ポスター付き仕様。

評価:50 1件のレビュー

ジャケとPVのセンスは正直よく分かりませんが、スポックス・ベアード的な伸びやかな男性ヴォーカル、中世的な気品を漂わせる女性ヴォーカル、そして、ジェントル・ジャイアントゆずりのコーラスは実に素晴らしいです。

ドイツの新鋭プログレ・バンドによる15年作4th、ジェントル・ジャイアント彷彿のコーラスと変拍子アンサンブルが炸裂する快作

Key奏者でありサックスやフルートなど管楽器奏者でもあるMarek Arnoldを中心に04年に結成されたジャーマン・シンフォニック・ロック・バンド。2015年作の4th。メンバーに男女リード・ヴォーカル2人が在籍していることに加え、複数のヴォーカリストがゲスト参加していて、ケルティックな透明感もある神秘的な多声コーラスからジェントル・ジャイアントを思わせる奇天烈なコーラスまで、多彩なヴォーカル・ワークがまず印象的。キーボードとギターとリズム隊が別々の拍子で切れ込んでくる、キレとグルーヴのある変拍子アンサンブルもまたジェントル・ジャイアントを彷彿。ハートウォームな男性ヴォーカルが伸びやかに歌い上げるところは、スポックス・ビアードに通じていますが、流麗な女性ヴォーカルが入ると、新聖ローマ帝国の遺産を継いだロマンが香ります。フックに富んだメロディとスリリングなアンサンブルに溢れたキャッチーなモダン・プログレ快作です。

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レビュー一覧

評価:5 ジャケット・イメージだけで見捨てないで・・・(1 拍手)

yes_90125さん レビューをすべて見る

ドイツのシンフォ・バンド Seven Steps To The Green Doorの4作目。
1曲目「Possible Delayed」の美声女性Voで、「なかなか良さそう♪」と思い、2曲目・3曲目と聴いていって、「えっ!このバンド、こんなに良かったっけ!?」と思ったくらい進化した。
ドイツのバンドらしい叙情性を残しながら、英国産のような洗練された音作り。

変拍子を多用した演奏からメロディアスな曲調への変化をみせたり、ジェントル・ジャイアントを彷彿とさせる曲もあり、5曲目の「Imprisoned」ではデス調ヴォーカルが入ってきたりと変幻自在だ。

男性メインVoと美声女性Voのコーラスも美しいし、ピアノやメロトロンを聴かせるキーボードや、タイトなリズムを刻むリズムセクションもしっかりしている。
捨て曲はないが、何と言ってもラストの大曲「Ordinary Maniac」が聴かせ所だろう。
曲調の変化が激しいけれど、ノリがいい中盤からエレクトリック・バイオリンが加わり重厚な展開をみせる後半まで、一気に聴かせる。

しかし、何故こんなジャケットにしたのだろう!?
ジャケットも含めた総合的な作品がプログレだったはずなのだが、このセンスはよくわからない。
「ジャケ買い」という言葉が意味をなさなくなるくらい、音楽を表現していない。。。

ナイスレビューですね!