帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 若干カビあり
帯【無】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯無、側面部に色褪せあり、ケースツメ跡あり、トレーに若干黄ばみあり
帯【無】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯無、カビあり
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
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USハードはこうあるべきだ(0 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
西海岸のからっとした空気があっても、ヒッピーの匂いが全然しないのがデリンジャー氏です。実質ソロでのデビューとなるこのアルバムは、ご機嫌というしかない軽快なロックンロール大会で、エドガー・ウインターの「恐怖のショック療法」に匹敵するような豪華な曲が並びます。軽くポップにつくってあっても、どのパートも名人を配してあって、さながらロックンロール・オール・スターの趣です。
まず、エドガー・ウインター人脈であるボビー・コールドウェル。そしてジョー・ウォルシュ人脈である、ケニー・パッサレッリ、ジョー・ビターレ、ビル・シムジク、ポール・ハリス。ジョー・ララは、ずっとスティブン・スティルズとやっていた人。このメンバーが、弦楽の入るバラードからハードロック、ラテン、カントリーまでこなす内容です。曲が多彩であるわりに、ずっと人生肯定基調で進んでいきます。リック・デリンジャーには裏街道が似合いません。
デリンジャー氏にとって気の毒なのが、ほとんどの人に「ロックンロール・フーチー・クー」の固定イメージで記憶されていることです。2曲めの「ジョイ・ライド」からが、本領発揮という気がします。3曲めの「ティーンエイジ・クイーン」では、コーラスを効かせたギターをずっと弾いているのがジョー・ウォルシュ氏。コードを流しているだけなのに、とても存在感があります。USハードの良さは、こうした明るさにあると断言します。