BIGPINK823(BIG PINK) 【2022年発売CD】
紙ジャケット仕様、英文ライナー付き仕様。
『有刺鉄線サンドウィッチ』でお馴染みブラック・キャット・ボーンズのヴォーカルが、こんな見事な英スワンプ作を残していたとは。本場スワンプにも引けを取らない芳醇すぎる演奏&ゲイリー・ブルッカー彷彿の哀愁溢れる歌声の組み合わせ...こりゃ泣ける〜。
FREE結成以前にPaul KossoffとSimon Kirkが所属していた事でも知られ、70年に唯一作を残したブルース・ロック・バンドBLACK CAT BONES。そのBLACK CAT BONESでヴォーカリストを務めた彼が、71年に残したソロ唯一作。YES加入前のAlan White(dr)、GB'S AIRFORCE〜MARK-ALMONDのColin Gibson(b)、JEFF BECK GROUPで活躍中だったMax Middleton(p)、のちにLINDISFARNEの加入するギタリストKenny Craddockほか実力派セッションマンを起用、英国フォーク的な格調高さも薫る芳醇なブリティッシュ・スワンプを楽しませてくれます。ダイナミックで伸び伸びとしたリズム・セクション、いかにもスワンプ・ロックな旨味溢れるフレーズを弾きまくるギター、そしてDr.Johnばりに軽やかに舞うゴキゲンなピアノと、本場スワンプ・ロックにも引けを取らない流石の演奏に耳を奪われます。そして何より素晴らしいのが主役のBrian Shortで、Gary Brookerのヴォーカルをやや線を細くしたような、芳醇なソウル・フレイヴァーの中に英国的陰影を秘めた歌声が、本作を紛れもない「ブリティッシュ・スワンプ」たらしめていて素晴らしいです。スワンプ・ナンバーの合間に現れる牧歌的かつリリシズムに富んだフォーク・ナンバーも美しく、英国の田園風景がありありと広がります。これは文句なしのブリティッシュ・スワンプ大名作!
キーボード・トリオ編成のハード・ロック・グループ、レインボーがカバーした「Black Sheep Of The Family」収録の70年作、オルガンの響きがこれぞブリティッシュ!
2,690円(税込2,959円)
初期PROCOL HARUMで活躍したオルガン奏者、傑作1stソロ『JOURNEYS END』発表の翌74年にリリースした2ndソロ作!
2,190円(税込2,409円)
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