同ケベックのシンフォニック・ロック・プロジェクトERE Gとしても活躍するRobin Gaudreaultが参加しており、その音楽性はERE Gでも高い評価を受けた構築的YES系シンフォニック・ロックを基本に、アメリカン・プログレ・ハードやIT BITES系のパワフルなロックの要素が強い作風となっていますが、12弦ギターのアルペジオによるによるGENESIS的なファンタジックさ、そして同じくケベックの名バンドHARMONIUMに見られた淡い音像もしっかりと持ち合わせており、ケベック圏バンドらしい個性を持ったグループと言えるでしょう。ヴィンテージ色の強い音作りも好印象な、なかなかの意欲作です。
STEVE HACKETT/VOYAGE OF THE ACOLYTE
ジェネシス在籍中にリリースされた75年1stソロ、初期ジェネシスの幻想的なパートだけを抽出したような珠玉のシンフォニック・ロック名作
290円(税込319円)
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