大学生であったデイヴ・ベルとジョニー・コッピンにより68年に結成されたフォーク・ロック・グループ。メンバーを加え4人編成となり、英フォーク界の立役者サンディ・ロバートンのプロデュースのもと、デビュー作「Say Hello To The Band」(73年)をヴァーティゴより発表。翌74年にムーンクレストへレーベルを移籍、メンバーをさらにひとり加え新たなスタートを切ったのが本作。豊かなハーモニーと名手ロバート・カービーによるストリング・アレンジとが相まって、英国版CS&Nとも謳われる情緒豊かなサウンドを聴かせる名作。
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爽やかな歌モノ・フォーク・ロック。(5 拍手)
あんちょびさん レビューをすべて見る
1973年から76年に、4つの作品を残したフォーク・バンドの2ndアルバム。
1stの時点で流麗なコーラスが特徴だったが、この2ndではさらに発展させている。
1stでは少々”郷愁”っぽい音楽性だったが、こちらではそういう部分は減退している。
…と言っても極端な変化等はなく、むしろ爽やかな要素を加えての成長ととれる。
キャッチーさも増えて”聴き易さ”が増した音楽性を、自分は素直に評価したい。