ドイツのキーボード・トリオ。73年に録音されながらお蔵入りとなった音源に、後身バンドUNIVERSEの74年の音源を加えた発掘盤。キーボード奏者のOliver Petryは、7才からピアノを始め、Keith Emersonを聴いてオルガンに目覚めたようです。クラシカルなフレーズをエネルギッシュに弾き倒すスタイルは、まさにKeith Emerson譲り。ただ、単なるコピーではなく、テクニック、フレージングともにかなりのセンスを感じさせます。変拍子を軽やかに操るリズム隊もテクニック抜群。アンサンブルの強度は圧巻です。キーボード・プログレのファンは必聴
後にCAMELに加入するテクニカルなkey奏者キット・ワトキンスが率いるグループ、77年1st、変拍子を多用しトリッキーに展開するアメリカン・プログレの傑作
1,470円(税込1,617円)
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発掘モノとしては最上級かな?(1 拍手)
らじおすたーの喜劇さん レビューをすべて見る
例の雑誌で「タルカス云々〜」って書いてあったから、「ちっ、エマーソンもどきか」と思って最初は無視しておりました。
後日、読み直したら「TRACE云々〜」とも書いてあって、「やばい!見落とした!」と慌ててオーダー。無事入手できました(嬉)。
確かにタルカスやってる!でも、クラシカル導入のアプローチがエマーソンじゃない!
私の大好きな、いまはもういない、R.Linden なんだよ〜(泪)!
彼の後期の名曲「Fireworks」そっくりの曲もあるし(あ、こっちのほうが先か。イタリアン・コンチェルトだしね、笑)。
スタジオ・ライヴでこれだけ演ってくれるなら何の文句もございません。
独逸ごった煮と思って躊躇している方、騙されたと思ってゲット!
騙してはおりません(笑)。
E.L.&P. 、TRIUMVIRAT、そしてなによりも TRACEを愛してやまない方必聴です。