スイスのハード・ロック・トリオ、72年作1st。スピーカーから汗が飛び散ってきそうなエネルギッシュなリズム隊と、鋭角かつヘヴィな爆音ファズ・ギターが塊となって突き進む、ソリッドなハード・ロック。ハードさだけでなく、男臭い哀愁も持ち味で、演奏のエネルギーと強度はそのままに、しっとりとしたメロディを聴かせるパートでのスケールの大きさは特筆もの。録音状態があまり良くないのがちょっと残念ですが、それを補って余りある密度の濃い名作。
RICHARD & LINDA THOMPSON/SHOOT OUT THE LIGHTS
夫婦名義でのラストアルバムとなる82年作、フェアポート・コンヴェンション黄金期のメンバーがバックアップ
400円(税込440円)
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ベースの音量が凄まじい!(1 拍手)
さん レビューをすべて見る
全体的に荒削りで音も悪いがそれを補って余りあるエネルギーとヘヴィネスが胸を熱くさせる。特に2曲目のHimの重く哀愁を伴うベースラインは一聴の価値あり。