インド古典音楽を代表するシタール奏者であり、バングラディシュ救済コンサートやウッドストックといったロックの表舞台での活動、そして今ではノラ・ジョーンズの父としても広く知られることになったラヴィ・シャンカールら、インド古典音楽の三巨人(ラヴィの他、アリ・アクバル・カーン、ウスタット・アミル・カーン)の音源をコンパイルした編集盤。本作に収録された音源が録音されたのは59年ということで当然のことながらサイケ夜明け前なのですが、その後、ジョージ・ハリソンを始めとした欧米のロック・ミュージシャンたちがグイグイと引き寄せられていくことになる“神妙な求心力”を秘めたインド古典音楽の本質が凝縮された作品。曲はシタールとサロードによる瞑想的な楽曲が中心です。
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