スウェーデンのフォーク・ロック・グループ。70年のデビュー作と71年作とをカップリングした2枚組。寒空に突き刺さるフィドルなどのトラッド色や長閑なアコーディオンなど北欧伝統のダンス・ミュージックのエッセンスがある哀愁溢れるフォーク・ロック・サウンドと、スウェーデン語によるどこか素っ頓狂な愛すべきヴォーカル。牧歌的な中にサイケ/アシッド臭がちょっぴりあって絶妙な旨味に。そのあたりは、MNWレーベルの他の作品とも通ずる屈折感。泣きも緊張感もユーモアもゴッタ混ぜになった本当にコクのあるフォーク・ロック。MNWレーベルにハズレなし!このグループも好グループです。
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奥深きMNW(0 拍手)
ニックのブギーさん レビューをすべて見る
下町の喧騒の中で掻き鳴らされるようなヴァイオリンは本当にカッコイイ。ユニークさがあって中々聴きごたえがあります。二枚組というのも嬉しいですね。