テキサスはオースティンを拠点に活動した米プログレ・バンド。オースティンの名レーベルSONOBEAT RECORDSと契約して70年代半ばに録音したもののお蔵入りとなった幻のデビュー・アルバム。スティーヴ・ハウがホークウィンドに適応したような変テコ早弾きかつサイケデリックなリード・ギターがまず強烈。リズム・セクションもピンク・フロイドを彷彿させてテクニカルだし、スティーヴ・ヒレッジのソロ的な雰囲気もあって、これはなかなか一筋縄ではいきません。クリムゾンのジェイミー・ミューア的パーカッションあり、ピコピコなシンセ音あり、どこかメロウなヴォーカルもなかなかだし、うーん、なんか癖になりそう。レーベルインフォによるとWEATHER REPORTにも影響を受けているようで、確かに突如、すごい早いパッセージでたたみまくるし、これは恐るべしな快作です。
旧ユーゴ屈指の名グループによる75年のデビュー作、ユーライア・ヒープやウィッシュボーン・アッシュのファン必聴の名作
2,590円(税込2,849円)
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