CD192(GARDEN OF DELIGHTS) 【2021年発売CD】
ITOIZあたりにも通じてそうな、バタバタと忙しなく哀愁いっぱいに聴かせるアンサンブルに、マイナー・プログレ好きならグッと来ること間違いなしの独プログレ78年作。フュージョンっぽくやろうとしても、どうにもバタバタしちゃって愛すべきだなぁ〜。
2人のギタリストを擁するドイツの6人組プログレ・バンドが78年に残した、原盤は激レアアイテムとして取引される唯一作。手数多く畳みかけるドラム、よく動く派手目なベース、重いリフワークから甘美なトーンでフレーズを紡ぐソロまで自在なギター、オルガンとシンセを中心とするシンフォニックで夢想的なタッチのキーボードらが、バタバタと忙しなくも哀愁いっぱいに展開していくアンサンブルには、マイナー・プログレ・ファンならグッと来ちゃうこと間違いなし。抑揚を抑えて朗々と歌う武骨な英語ヴォーカルにもジャーマン・マイナー・プログレっぽさが溢れています。そんな哀愁のプログレ曲の合間に時代らしいフュージョン・タッチのナンバーが入っているのですが、洗練味は皆無と言っていいバタバタした演奏がかえって愛すべき度を高めています。これはITOIZの1stあたりがお好きな方にはきっと響くであろう作品です。
TOUCHSTONE/MUSIC FROM PANDORA'S BOX
原盤はメガレア、アニー・ハズラムを思わせる女性Voをフィーチャーした英国サイケ/プログレ幻の72年作!
1,990円(税込2,189円)
ジャーマン・プログレ・バンドIRMIN'S WAYのアルバム『OPUS DESTROY』をバンド名/アルバム名/アートワークを変更しリイシュー、22分の大曲を含む76年録音の未発表作品
2,500円(税込2,750円)
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