ブラジルはリオデジャネイロ出身のサイケデリック・ロック・バンドが同国のヒッピー映画『GERACAO BENDITA』のサントラとして制作した71年作。この時代のサイケなサントラ盤として避けて通れないのが70年公開のM.アントニオーニ監督『砂丘』(PINK FLOYD、GRATEFUL DEADなど収録)ですが、本作はそれと比べても遜色のない(というか影響を受けた!?)、多種多様なサイケデリアが詰まったサントラ盤です。大きく異なるのは、ガレージ、米西海岸/フォークロック、プログレ等々その多種多様なサイケデリアを、ひとつのバンドで演奏しているといった点でしょうか。それでも彼ら最大の武器であろう耳をつんざくような狂うおしいファズを筆頭に、南米的な乾いたパーカッションも心地良く、一種独特のサウンドスケープを描いております。
67年に結成されたサイケデリック・ポップ・グループ、69年唯一作。ジャケからイメージされる通りのスイートなメロディの佳曲が詰まった好盤☆
1,490円(税込1,639円)
『TUBULAR BELLS』のプロデュースでも知られるイギリスのマルチミュージシャン、ジャケットのイメージ通りの幻想的で英国然としたサウンドを聴かせる77年ソロ作
690円(税込759円)
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