はじめまして、カケレコへようこそ! ログイン
JOURNEY
言わずもがなの大名盤。この一言で終わりにしたいくらい。
プロデューサーMike Stoneのお得意である「ハード&キャッチー」がはっきり現れた一枚。
楽器、ヴォーカルのチャンネルが絶妙に分離し、空間的な拡がりの中に放たれる…M1では印象的なCP80のイントロに導かれ、ギター、ヴォーカルと重層的に厚みを増していく。ベースの音に着目すると割と高い音程で行ったり来たりしているのが聞こえるが、これがたまらなく気持ちよい。
まぁ本作に捨て曲はないのはご存じの通り。どこを切り取っても「これぞJourney」な音。産業ロック?知ったこっちゃねぇ。プロなら売れてなんぼだ。
AOR Heaven、Escape、MTMなどのレーベルから量産されるメロディックハードAORの源流はここにある。