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QUORUM
ロシアのバンドの2011年のデビュー盤だって?針を落とした・・・、もとい、CDのプレイボタンを押した瞬間出てくる音からは、信じられなかった。そこからは、ブログレ全盛期、70年代の音楽が流れてきたのだ。針を落とした・・・、といった感覚の音楽なのである。
例えるなら、イエス、ジェネシス、ピンク・フロイド、キャメル、・・・、美味しい美味しいブログレの世界が広がっている。
ここで、もう一度、CDの裏ジャケを確認。2011年やなぁ・・・。メイド・イン・ロシアやなぁ・・・。
こいつら、何を思って、そして何に感化されて、こんな音楽にたどり着いたんや!まさに驚異、そして奇跡である。
情報社会の今日、古今東西の音楽が、ネットを通じて簡単に入手できる。彼らもそんな中から、古典名作ブログレに出会い、刺激を受けたのかもしれない。そう考えると、ネット社会も悪くない?
このアルバムは、今後もブログレが、古典として楽しまれるだけの音楽ではなく、さらに進化し、世界中に広がっていけることを証明した。
一点、端正だが、特徴のない男性ボーカルは好き嫌いが分かれるところ。どこか、役所の公務員が歌っているみたい。この感覚、分かります?因みに私が好きなボーカルは、男は断然、ピーター・ガブリエルにピーター・ハミル。女性はアニー・ハズラムなんだけどな。