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CITY
ええ、「つづれおり」のルーツはここにある作品。アルバム「Rhymes and Reasons」あたりまでの作風はほとんど変わらない。のびのびとした歌声。印象的なメロディを奏でるピアノ。もうこの時点で彼女のスタイルは確立していたのだ。ただバンドであるCITY名義なので、コーラスやインストパートの充実具合は、本作以降の彼女のアルバムとは趣を異にする。
ちなみにM1は冬の歌ではない。心の冷たい女性のことを皮肉っている(このたぐいの勘違いはEW&Fのセプテンバーでも起こっているが、こっちは12月の歌だ)。それでも冬に合う歌ではある。なんでだろう。リズムはジャズのスウィングの要素が入っているので注目してほしい。
M6の軽快さも絶妙。そういやTodd RundgrenのI saw the lightやIt Wouldn't Have Made Any Differenceを聴いていて思ったけど、Toddも絶対彼女の影響受けてるよね?Toddもつづれ織られたであろうC.Kingの名作、ぜひコレクションに。