フレンチ・プログレの中古CD豊富!プログレ、世界のニッチ&ディープな60s/70sロック専門ネットCDショップ!
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全18曲
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
側面部に色褪せあり、ケースに小さいヒビあり
ジェネシスやキャメル影響下のメロディアスなサウンドが人気のフランスのシンフォニック・ロック・バンド。76年のデビュー作と甲乙つけがたく人気の79年作2ndで、フランスの作家ボリス・ヴィアンによるSF青春小説『日々の泡』をモチーフにしたコンセプト・アルバム。前作から、ドラムが代わり、キーボーディストが加わってツイン・キーボード編成となって録音されています。ラインナップの変化はプラスとなった印象で、シャープに引き締まったドラム、左右チャンネルから鳴らされてシンフォニックに広がりドラマ性を高めるキーボード・アンサンブルは特筆。スティーヴ・ハケットやアンディ・ラティマーを彷彿させる繊細なタッチのリリシズム溢れるギターは相変わらず絶品だし、奥ゆかしさがフランスらしいヴォーカルもまた魅力的だし、ジェネシスやキャメルのファンにはたまらない「詩情」と「ドラマ」に満ちています。マイナーながら叙情的なシンフォニック・ロックの名作です。
フランスのアコーディオン奏者/ヴォーカリストが、現MAGMAのギタリストRudy Blasらとのトリオ編成で制作した2020年2ndアルバム。さすがMAGMAメンバーが参加しているだけあって、チャントも印象的に用いたMAGMAばりの暗黒渦巻く緊張感あるサウンドなのですが、リーダーによるアコーディオンがもたらすトラッド由来の哀愁がそこに混じり合って、MAGMA的でありつつも他にはない独特のサウンドを練り上げています。重厚なジャズ・テイストを加えるトランペットのプレイも素晴らしいです。個性派ZEUHL系逸品!
中世/古楽的ロックを追求するデュオ「VITAL DUO」でも活躍する双子のPayssan兄弟Thierry Payssan(Key)とJean-Luc Payssan(ギター)を中心に80年代から活躍するフランスのプログレ・バンド。09年作から6年ぶりの2015年作で2枚組の大作。中世トラッドや古楽、地中海音楽や南欧トラッドミュージックを織り交ぜながら、イエスやグリフォンやマイク・オールドフィールドからの影響を感じさせるサウンドは80年代のデビュー時から変わらず魅力的。オープニング・ナンバーからエネルギッシュで、性急に畳み掛けるリズム隊や前につんのめるようなシャープなエレキ・ギターによるドライヴ感とともに、古楽器が圧倒的なテクニックで格調高くも軽やかに鳴らされます。全体をシンフォニックにまとめあげるヴィンテージなキーボードもいい感じ。ベテランとは思えない、微笑ましくも尖った諧謔センスたっぷりのジャケのイメージ通りに切れ味バツグンな音楽センスがみなぎるさすがの快作。これは名作です!
Thierry Payssan(Key)とJean-Luc Payssan(ギター)、双子のPayssan兄弟を中心に、80年代初頭より活動するフレンチ・シンフォニック・ロックの代表的バンド、19年作10th。同郷MALICORNEや英国のGRYPHONの流れを汲む、中世音楽、トラッド、舞曲をベースにした"踊れるプログレ"を本作でも追及しており、デビュー時より変わらぬアプローチをさらに推し進めたサウンドが魅力です。前のめり気味に畳みかける躍動感いっぱいのリズムに乗って、民族音楽のように賑々しく奏でられるシンセ&オルガンと、Mike Oldfieldばりにシャープで流麗にフレーズを弾くギター&緻密なアコギらが絡み合い、思わず体が動いてしまうようなリズミカルで華やかなシンフォニック・ロックを紡ぎます。アコギがジャカジャカとかき鳴らされシンセが高らかに舞う、地中海エッセンスも香る祝祭感に満ちた演奏は「CELEBRATION」のP.F.Mにも通じていてエキゾチズムたっぷり。一方、合間では技巧が炸裂するスリリングなテクニカル・シンフォも飛び出し、トラッド調ナンバーとの間に鮮やかなコントラストを作り上げていて素晴らしい。今回も期待を裏切らないサウンドを届けてくれる一枚!
双子のPayssan兄弟、Thierry Payssan(Key)とJean-Luc Payssan(ギター)を中心とするフレンチ・シンフォ・グループによる、記念すべき85年デビュー作。彼らの持ち味が、キーボードとギターが流れるように繰り出すスピーディなフレーズの応酬と、トラッドや舞曲に影響を受けたリズミカルな疾走感を融合させた独自のスタイル。流麗さと躍動感が詰まったシンフォニック・ロックは痛快の一言です。神秘的な旋律を奏でる気品あるフルートのプレイにも注目。このテクニック全開でありつつどこまでも優雅で奥ゆかしいサウンドは、初期GENESISや初期CAMELのファンにもぜひお楽しみいただきたいところ。80sフレンチ・プログレではNo.1と言える出来栄えのシンフォ傑作です。
中世/古楽的ロックを追求するデュオ「VITAL DUO」でも活躍する双子のPayssan兄弟Thierry Payssan(Key)とJean-Luc Payssan(ギター)を中心に80年代から活躍するフランスのプログレ・バンド。2015年、2014年、2012年のライヴ映像を収録したDVD。イエスやグリフォンやマイク・オールドフィールドからの影響を軸に、中世トラッドや古楽、地中海音楽や南欧トラッドミュージックのエッセンスを織り交ぜたサウンドが持ち味。このバンドはエネルギッシュな躍動感も魅力ですが、映像で見るとこれがまたカッコ良い!ギターとキーボード奏者が頭を激しく揺らしながら、音を自在に解き放っています。カケレコでも大人気だった2015年作『PAVANES』の楽曲も収録!
双子のPayssan兄弟、Thierry Payssan(Key)とJean-Luc Payssan(ギター)を中心とするフレンチ・シンフォ・グループによる、88年の2ndアルバム。舞曲由来のリズミカルさと共に軽やかに疾走するシンフォニック・ロックを聴かせた1stに対し、本作はリズム隊に重量感が増しより緊張感あるタイトなシンフォニック・ロックを聴かせます。エッジの立ったハードなプレイも交えた技巧派ギターが演奏の主軸となり、シンセやオルガンがその周囲を流麗に舞い踊るアンサンブルは、両者が流れるようにソロを繋いでいた前作にも劣らず魅力的。リズムに関しては、舞曲的なリズミカルさから80年代的なダンサブルなノリへと傾いている曲もありますが、ギターのプレイと同期した時のキレのある演奏のカッコよさは前作以上でしょう。やはり傑作!
Jena-LucとThierry、双子のPayssan兄弟を中心とするフレンチ・シンフォの人気バンドによる、23年のライヴ映像を収録。ジェントル・ジャイアント、グリフォン、マイク・オールドフィールドら中世音楽の要素を持つプログレからの影響を軸として、地中海音楽や南欧トラッド・ミュージックのエッセンスを織り交ぜた、緻密かつ清涼感のあるテクニカルなインスト・プログレを演奏します。舞踏音楽のルーツを感じさせるリズミカルに躍動するアンサンブルは、とてもライヴ映えするもので見ごたえ抜群。リズム隊と連動するように華やかにシンセを鳴らすThierry、そしてフロントに陣取りメロディアスかつエネルギッシュにギターを弾きまくるJena-Luc。兄弟の息の合ったプレイはやはり素晴らしいです!
Thierry Payssan(Key)とJean-Luc Payssan(ギター)、双子のPayssan兄弟を中心に80年代初頭より活動するフレンチ・シンフォニック・ロックの人気バンド、21年11月のスペイン公演を収録した22年リリースのライヴ作品。最新アルバムである19年作『Air CARAVAN』や16年作『PAVANES』など近作のナンバーから80年代の初期代表曲までをプレイしています。リズム隊、キーボード、ギターが中世音楽や地中海音楽のエッセンスいっぱいに緻密に絡み合う彼らのサウンドですが、いやはや本当にライヴ?と疑ってしまうほどに一糸乱れぬアンサンブルにはただただ驚嘆してしまいます。香り立つ中世音楽エッセンスはGRYPHONを、軽やかに交差する超絶技巧はGENTLE GIANTを、緻密にしてスケール大きな楽曲展開はMIKE OLDFIELDを想起させる、そんな凄いバンドです。上記のアーティストがお気に入りな英プログレ・ファンには是非堪能して欲しい至上のパフォーマンス!
フルート/ピッコロ担当、サックス/フルート担当の管楽器奏者2人を擁するギターレス6人編成、フレンチ・ジャズ・ロック・グループによる76年唯一作。基本となるのは、涼しげな音色でリリカルに舞い上がるフルート、ひたすら愛らしいピッコロ、歌心ある饒舌なプレイが魅力のサックスなど管楽器の活躍をメインとするラテン・フレイヴァーも醸し出すジャズ・ロック。そこに強烈な対比を作っているのがピアノで、ミステリアスに紡がれるピアノのフレーズに反応して、パーカッションが乱舞し、サックスが熱量いっぱいの即興で合わせる、コンテンポラリーな展開に突入する時のスリルもまた堪りません。ラテンな陽気さの中でも気品ある佇まいを崩さない演奏は、さすがフランスのグループ。ダイナミックにテンポチェンジする緩急自在なドラミングと芳醇なダブルベースの響きが印象的な、ジャズそのものと言えるリズム隊も大変味があります。フレンチ・ジャズ・ロックの隠れた名品です。
フランスのジャズ・ロック・グループ、70年作の1st。手数多く軽快なドラムと動き回るベースによる疾走感溢れるリズム隊を土台に、ギターがテンションいっぱいにカッティングを刻み、フルートやサックスがエネルギッシュに炸裂!シリアスなだけでなく、ユーモアも盛り込むなど、ソフト・マシーンやヘンリー・カウなどカンタベリー勢からの影響大。まだゴングが1stをリリースしていない70年ということを考えると、恐るべしな作品。北欧のサムラに通ずる痛快さもあり。カンタベリーのファンは必聴の名作です!
フランスのジャズ・ロック・グループが71年に発表した2ndアルバム。ソフト・マシーンの「Fourth」「Fifth」あたりとも比肩しうる硬派なテクニック&アンサンブルに、ゴングの持つユーモアのスパイスをちょっぴりまぶした最高にイカしたアルバム。知名度は今ひとつですが、内容は圧倒的です。名作。おすすめ。
ペーパーケース仕様
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
スイスはジュネーブ近くのフランス中東部の街、オヨナで結成されたキーボード・トリオ。77年に自主制作された唯一作。ゴリゴリと強いアタックでよく動くベースとキレのある手数多いドラム、ほの暗い幻想美に包まれたキーボード。フランスの名グループ、カルプ・ディアンにも通じる、フランチ・シンフォならではの耽美的でクールなサウンドが印象的です。スペーシーかつ淡いトーンのオルガンには、エッグ〜カーン時代のデイヴ・スチュワートも彷彿させます。80年代に発掘されて日本に紹介されていれば、ユーロ・ロック・ファンに人気が出ていたかもしれません。フレンチ・シンフォの秘宝と言える逸品です。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
盤中央部に汚れあり、小さいケースツメ跡あり
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
側面部に色褪せあり
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
若干カビあり、その他は状態良好です
David Allenを中心に結成され、個性的な浮遊感を持ったサイケデリックなスペース・ロックを確立。メンバーの出入りの多さからその人脈図は幾重にも枝分かれし、ファミリーバンドも多く存在し、プログレッシブ・ロックシーンに留まらず、エレクトロシーンなどにまでその影響を与えるグループの79年作。前作「Expresso II」でバンドの主導権を完全に掌握したPierre Moerlenですが、彼主導のGONGとして名義を変えて発表された本作は、David Allen脱退以降進めてきた打楽器が主導を取るジャズ・ロックサウンドをより明快に打ち出した名盤となっており、Mike Oldfieldが参加したミニマルな展開を見せる表題曲からDidier LockwoodのヴァイオリンやDidier Malherbeのサックスを生かしたナンバーまで、個性的な楽曲が素晴らしい作品と言えるでしょう。デジタル・リマスター。
BVCM37763(88697021812)(BMGファンハウス)
廃盤希少!紙ジャケット仕様、K2 24bitマスタリング、内袋付仕様、定価2200+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
廃盤希少、紙ジャケット仕様、K2 24bitマスタリング、内袋付仕様、定価2200+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
「シャマール」から「ダウンウインド」までの四作のアルバムの中から彼らの代表的な作品を収めたライヴ盤。80年作。スタジオ・レコーディング・アルバムとは一味違ったライヴ・バンドとしての迫力ある演奏を 前面に出した内容。ゲストとしてマイク・オールドフィールドが参加。ピエールのドラム・ソロも圧巻。
BVCM37765(88697021832)(BMG JAPAN)
廃盤、紙ジャケット仕様、K2 24bitマスタリング、定価2200+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
アリスタでの最終作。81年作。ピエール・モエルランを中心にハンスフォード・ロウ、ボン・ロザガ、フランソワ・コースの4人編成による煌びやかなジャズ・ロック・サウンドが冴える秀作。タイトル曲は17分にも及ぶ大作。
BVCM37766(88697021842)(BMGファンハウス)
廃盤希少!紙ジャケット仕様、K2 24bitマスタリング、内袋付仕様、定価2200+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
軽微なスレあり
サックス奏者を擁するフランスのジャズ・ロック/アヴァン・ロック・バンド。77年の唯一作。サックスとキーボードの感じは『4th』『5th』あたりのソフト・マシーンですが、ギターとリズム・セクションが実に強烈で、その組み合わせが個性的。硬質なトーンで音を叩きつけるように鳴らされるリズム・ギター、重くタイトで力感たっぷりなリズム隊、そして、ダダイズム感たっぷりに無意味な叫びを続けるヴォーカル。何というテンション。ソフト・マシーンをはじめ、クリムゾン『太陽と戦慄』のファンはまず驚くはず。これはずばり傑作。
ヴァンゲリスと共作したことでも知られる仏作曲家Francois Wertheimer、72年作『永却の光』などでプログレ・ファンにもお馴染みのWilliam Shellerらが手掛けた、69年フレンチ・カルト・サイケ盤!呪術的な詠唱、壮大なオーケストレーション、ファズ・ギターにオリエンタルなシタール&タブラーが混沌と入り乱れる、ファンキー&グルーヴィーにして前衛的&アーティスティックな音世界はとにかくぶっ飛んでます。とはいえ決して聴き辛くはなく、優美な管弦楽器やシアトリカルな男女ヴォーカルを取り入れ、1曲ごとにコロコロと表情を変えるユーモアたっぷりのサウンドはまるでアングラ映画を観ているかのようなワクワク感でいっぱい。Jean-Michel JarreやのちのGONG、MAGMAに影響を与えたというのも納得の、プログレッシヴな実験的フレンチ・サイケ重要作です!
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
ギターのCharles、キーボードのMichel、ドラムのPhilippe、Goubin3兄弟を中心とするフレンチ・ジャズ・ロック・グループの76年デビュー作。手数多くビシビシとタイトに刻む精緻なリズム・セクションに乗り、ハード・ロッキンに弾きまくるワイルドなギター、神秘的に音を散らすエレピ、Eddie Jobsonばりにキレのあるエレクトリック・ヴァイオリンが三つ巴でやり合うスリリング過ぎるアンサンブルに手に汗握ります。そこに美声ながらどこか不穏な女声スキャットが入ってくると、一気にMAGMA的な暗黒が垂れ込め始め、ZEUHL系バンドとしての本領を見せ始め思わず戦慄。そうかと思うと、不意に即興風の淡い幻想が滲むパートを挟み込んでくるフランスらしいアーティスティックなセンスにも唸らされます。MAGMA譲りの暗黒、MAHAVISHNU ORCHESTRAにも向こうを張れる演奏の強度、そして繊細に音を描く芸術的な感性を兼ね備えたユーロ・ジャズ・ロックの傑作。これは凄いです。
フレンチ・シンフォを代表するグループ。89年の5thアルバム。たゆたう夢想的なキーボード、繊細かつリリカルなギターを中心とする透明感いっぱいのロマンティシズム溢れるシンフォ・サウンドが印象的。アーティスティックな感性が光るシアトリカルなヴォーカル、流れるようなメロディも素晴らしい。派手さはないものの、丁寧に紡がれたサウンドに酔いしれる逸品。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
軽微な汚れあり
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
軽微な折れあり
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
フランス出身、HELDONのギタリスト兼シンセ奏者であるRichard Pinhasによるソロ3枚目、79年作。ジャーマン・エレクトロを彷彿とさせるシンセサイザー・ミュージックで、タイトル通り極寒の地をイメージさせる大きなスケールと冷気を伴う透明感を感じさせる作品。重くスペーシーなシンセサイザーに、鼓動のようなドラム、無機質な信号音、機械の稼働音が混ざり合うインストゥルメンタル・サウンドにはHELDONにも通じる暗い狂気を感じさせます。シンセサイザー中心ではあるものの「The Last Kings Of Thule Part2」ではRED期クリムゾンの如き歪んだトーンのギターが登場し、不穏な空気感を演出。退廃的でひんやりとしたダークさを纏ったフランスならではのエレクトロ・サウンドが堪能できる作品です。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
若干圧痕あり
80年代にはJaco Pastoriusとも活動した仏の名ドラマー&コンポーザー、80年の1stでZEUHL系の名作として人気が高い一枚。執拗に上下動の反復を繰り返すベース、ハードかつふくよかなトーンのジャジーなドラムによる鉄壁のリズム隊を土台に、ブラス・セクションが豪快に鳴り、女性コーラス隊が中世的/暗黒的な世界を描くサウンドは初期マグマ直系でいかにもZEUHL。ストリングスやフルートなど管楽器やヴィヴラフォンなどによるストラヴィンスキーをはじめとする近現代クラシック的なエッセンスも散りばめたアンサンブルは、「ジャズ・ロック」の枠にはおさまらないスケールの大きさが特筆です。マグマにも負けない精神性と音楽的野心を持った傑作。
80年代にはJaco Pastoriusとも活動した仏の名ドラマー&コンポーザー、前作から1年後にリリースされた81年作2nd。元ART ZOYDでソロでも名作を残す名ギタリストのAlain Eckertの他、仏フュージョン・グループST.ERHARTのメンバー(サックス、ベース)が参加。フュージョン・タッチのテクニカルさ&流麗さとマグマ的暗黒さ&野蛮さとが同居したスリリングなサウンドが印象的。タイトかつ引き締まったドラム、ハイポジョションでよく動くフュージョン系のベースによるリズム隊を土台に、マグマ的な男女コーラスとキレのあるホーンセクションが暗黒を描き、弦楽器やヴィヴラフォンやマリンバが近現代クラシック的なエッセンスを注入。そしてそこに高速で切れ込むAlainのギター!ZAOにも負けない超絶ジャズ・ロックを聴かせる名作です。
83年結成、フランスのチェンバー・ロック・グループ。本作は、結成前後にカセットのみでリリースされたデモ音源のCD化。重厚で暗黒なドラム&ベース、コバイア調の女性コーラス、悲痛に泣き叫ぶような室内楽器、実際の泣き叫び声、そして突如として牙を剥くメタリックでノイジーなフリップ系のギター、凶暴に豹変するアコースティック・ピアノ!重厚で暗澹たるリズム隊を土台に展開される、いわゆるZEUHL系のチェンバー・ロックのなかでも、サウンド全体が塊となって放つ「強度」という意味では、群を抜いている印象を受けます。怪奇度、恐怖度というベクトルでは、もはやMAGMAやUNIVERS ZEROを凌駕。
Robert Frippからの影響を感じさせるFrederick L'Epeeのギターと、Didier Lustigによるシンフォニックなストリング・シンセサイザーをフューチャーし、独自のへヴィー・シンフォニック・ロックを作り上げたフランスのグループの78年2nd。前作と比べて特にキーボード・サウンドが充実しており、KING CRIMSONのような硬質なサウンドはそのままに、よりシンフォニックな幻想色とメロディアスさに磨きがかかった、色彩豊かな1枚です。硬質なサウンドと叙情美が交錯するフレンチ・シンフォニック・ロックの名盤と言えるでしょう。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
ケースツメ跡あり、軽微なカビあり
70sフレンチ・シンフォの代表格PULSARのキーボーディストJacques RomanとギタリストGilbert Gandilによって結成されたバンドの22年3rdアルバム。PULSARやラティマー主導による80年代後半以降のCAMELに通じる叙情的ながらもシリアスな手触りを持つサウンドに、実にフレンチ・プログレらしいアーティスティックで夢想的なタッチを加えた、イマジネーション溢れるシンフォニック・ロックに心奪われること必至。「幽玄」というワードがぴったり来る霧の奥から響くように儚げなキーボード、そしてラティマーやS.ロザリーばりにエモーショナルな音運びのエレキ&物悲しいタッチのアコギを折り重ね幻想的に聴かせるギター。そこに温かく味わいある男性ヴォーカルと美声の女性ヴォーカルが繊細に歌を乗せていきます。シンセがメランコリックにたなびくヒンヤリとしたトーンのナンバーは往年のPINK FLOYDも彷彿。CAMELファン、PINK FLOYDファン、そしてPULSAR『Halloween』がお気に入りという方には是非体験して欲しい音世界です。
PINK FLOYDのカバー・アルバム。フランスのグループということ、70年代にリリースされたということ以外は謎に包まれた作品。ほとんど原曲に忠実な演奏ですが、PINK FLOYDのリリカルな部分にスポットを当てたようなメロウな雰囲気が印象的。「MONEY」「SPEAK TO ME/BREATH」など『狂気』収録曲の霧に包まれたようなメロウネス、より浮遊感と叙情性を増した「ECHOES」が素晴らしい。
フランス北部で72年に結成された、バロック・フォークの至宝、77年2ndラスト作。英国はPENTANGLEに多大な影響を受けて、フランスの伝承歌やオリジナルの楽曲を、様々な伝統楽器を用いて織り成された珠玉の一枚。JOHN RENBOURNのソロ、バロック諸作等で、バロック・フォークの陰影溢れるその世界の魅力を知った方等には、是非触れて欲しい逸品です。前作の延長上にある作風ですが、より土俗的な曲、中近東なオリエンタリズムも前作にも増してプリミティヴな肌合いを醸し出しています。アシッド・フォークとしての主要素も多分に含んだ憂愁な一枚。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
80年にChristian Robinを中心に結成され、YESのJon Andersonを髣髴とさせるハイトーン・ボーカルで明瞭なシンフォニック・ロックを聴かせるフランスのグループの82年唯一作。当時の音楽シーンの流れを汲んだハード・ポップな音楽性でまとめながらも、そのサウンドはポンプ・ロックへと向かっていた当時の潮流に逆行した70年代サウンドで構成されています。メジャーリリースと言うこともあってSTYXのようなアメリカン・プログレハード的な垢抜けたものを目指しつつも、零れ落ちるように、CAMELのマイルドさやSTEVE HACKETTのような叙情的ギターワークなど、70年代のサウンドの名残が感じられる名盤です。
ボーナス・トラック5曲
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
小さいケースツメ跡あり、若干黄ばみあり
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
ケースにシールが貼ってある仕様です。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
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