CARAVAN/IN THE LAND OF GRAY AND PINK
ソフト・マシーン『Third』と共にカンタベリー・ロックの代表作と言える一枚、71年発表の大傑作3rd!
490円(税込539円)
アーティスト名と曲名を元に、CDデータベースから曲目を自動取得しています。ボーナス・トラックなどが反映されず、実際のCDとは曲目が異なる場合がございます。ご了承ください。
1. Come Rain Or Come Shine |
2. Autumn Leaves |
3. Autumn Leaves (Mono) |
4. Witchcraft |
5. When I Fall In Love |
6. Peri's Scope |
7. What Is This Thing Called Love |
8. Spring Is Here |
9. Someday My Prince Will Come |
10. Blue In Green (take 3) |
11. Blue In Green (take 2) |
帯【無】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯無、カビあり、若干黄ばみあり
帯【無】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯無
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ピアノ・トリオの典型はこれ…だそうです(3 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
言わずと知れたマイルスの「カインド・オブ・ブルー」は、三管による豪華なレコードですが、そこでセンスのいいピアノを決めていたのがビル・エバンズ。わたしは誰のソロ・パートより、エバンズのコンピングの音を聴くと「カインド・オブ・ブルー」だなあ、と感じいるところがあります。エバンズのトリオ録音は、同じ年に録音されています。エバンズ(p)、スコット・ラファロ(b)、ポール・モーシャン(ds)、NY録音。派手な演奏もあることはあります。けれど、エバンズはきらびやかなソロよりも、スコット・ラファロとの駆け引きを楽しんでいるようです。三者三様に進む演奏は、ところどころ茶目っ気があって楽しいです。
けして音数が多いピアノではありません。右手はほとんどシングル・ノートですし、左手のコンピングもどーんと和音を押さえるような演奏ではないです。ところが和音感覚がハイセンスで、何よりもリズム感が素晴らしい。右手が突然ギャロップするところもいいし、平然と元のリズムに戻るところもいい。手の上で踊らされている気持ちになる心地よさです。ベスト演奏は「オータムン・リーブズ」のモノラル録音ということになりましょう。「ブルー・イン・グリーン」の再演もあります。セロニアス・モンクと違う側面で、いたずら感覚にあふれた演奏を楽しむことができます。2023.06.26