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JASON CRESTのTerry "Nobby" ClarkやKILLING FLOORの Mick Clarkeによってロンドンで結成されたハード・グループ。71年にアメリカで発売された唯一作。ツイン・リード・ギター体制でブルージー&スリリングなギターが左右チャンネルを暴れ回り、ヴォーカルが絞り出すようにシャウトを炸裂!引きずるようなヘヴィなリズムも文句なしの格好良さ。ZEPPELIN級のハード&ソリッドなサウンドが圧巻の名作。
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レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
70年代初期ヘビー好きのかたなら、メロメロになってしまう内容です。重いギターと狂犬のようなボーカルからリーフ・ハウンドの変名バンドという噂もあったらしいです。ツェッペリンの雰囲気がありありなんですけれど、この時代にしか出せない「音」の魔力があって全然それは気になりません。むしろ、雰囲気が似ているところがカッコいいと思わせます。4.Chocolate Pianoのイントロのカッコいいことと言いましたら…10人中9人のヘビー好きは、頬の緩みを抑えることができないでしょう。しかも、ギターはふたりで、ツイン・リード、リフとソロ、アコギとエレキなど多彩なコンビネーション。ドラムズ、ベースの音がどデカいこともプラス・ポイントです。英国アングラ・ヘビーの層の厚さを改めて認識させられる完成度だと思います。
曲を書いているのがドラムズのJeff Seopardie。以下、Paul Roberts(bs)、Mick Clarke (g)、Terry "Nobby" Clark(vo)、Sid Fairman (g)がメンバー。実はメンバーのクレジットがCDにはありません。
レビュアー:tsさん レビューをすべて見る
オウラン・ウータンはハンター(シングルあり)というロンドン出身のバンドが母体の生粋の英国グループ。メンバーのミック・クラーク(同姓同名の人が英国ロック界にはあと二人はいる)によると、マネジャーが勝手にバンド名を変えて米Bellより本アルバムをリリースしたそうで、一銭ももらっていないとぼやいています(彼は2年位前にインタビューで正規盤を出す予定があると語っていましたが、未だに実現していない模様)。ソングライター/ドラマーのジェフ・セオパーディはデイヴ・マクレエのパシフィック・イアドラムやギャリー・ボイルのアイソトープといった英フュージョン系バンドで叩いた人ですが、ボーイズ・ドント・クライやバーバラ・ディクスンといったポップ方面でも活動しており、メンバーの中では比較的名の知られた存在。ヴォーカルのテリー・クラークはex.英サイケのジェイスン・クレスト。この人、片肺だそうですが、頑張って歌い上げている所がエライです。マネジャーの横暴に嫌気がさしたのかバンドは解散してしまいますが、この唯一作は英国ロックの底辺の広さを知らしめる好作品だと思います。ちなみに本Buy Or Die盤はライナーがかなりテキトーでレーベル名同様ヒドイ。メンバーが正規リリースしたいと言うのも無理はないです。内容が面白いだけに、二人のクラークが再共演したバンドのホウリー・マカレルのアルバム同様、復刻を期待したいところです。
レビュアー:K.Mさん レビューをすべて見る
メンバーの不明のバンドという事であるが、VOがリーフハウンド〜カクタスのピーターフレンチにそっくり!!
本人ではないかと思うほど・・サウンドもリーフハウンド程重くはないが素晴らしいブルースロックバンドだと思います。