はじめまして、カケレコへようこそ! ログイン
新品・中古ともに在庫ございません。
ソロアーティストとしても力を発揮しているギタリストTony Spadaが在籍するアメリカのシンフォニック・ロックグループの81年作。その内容はTony Spadaの、Steve Hackettを髣髴とさせるメロディアスなギタープレイと、アナログシンセ、メロトロンを中心にしたキーボードのふくよかさで聴かせるシンフォニック・ロックであり、CAMEL系のマイルドさを持った音像にGENESISの叙情が重なったような無理のない作風が特徴。全曲インストゥルメンタルで構成されていますが各パートが非常に歌心を持っており、素直に耳に入ってくる作品となっています。
他のファンのために、あなたもCDのレビューを書きませんか?
他のユーザーの投票(拍手)の数が多いレビュアーは、ベストレビュアーとしてページに掲載されます。
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
レビュアー:0321PROGさん レビューをすべて見る
81年1st
80年代に単発ながら傑作アルバムを作り上げたアメリカのグルー
プの作品。全曲インストながらその内容は素晴らしいものであり、
自主制作系の中では間違いなくトップクオリティーでしょう。
Steve Hackett路線を全面に出したメロディアスなギターにCamel系
のアンサンブルとGenesisの叙情性が絶妙な絡みを見せ、同郷アメ
リカのHappy The Manにも劣らないシンフォニックサウンドを聴か
せます。インスト曲というハンディは皆無であり、ギター、そして
ふくよかなキーボードが歌心あるフレーズを連発します。
ジャケットが味気ない(というか怖い)ですが、その内容はアメリ
カ産プログレの中でも上位に位置するものであり、もっと広く知ら
れてもらいたいグループです。
強いて言えば収録時間が30分以下と短いのがもったいないですね。
もちろんそれだけ内容が良いということです。
Holding Patternは07年に再結成し、全くブランクを感じさせない
どころか、再結成の理想的な形とも言えるような傑作「Breaking
The Silence」を産み落としました。
共に必聴盤間違い無しです。