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78年作の1stアルバム。荒れ狂うフルート、スリリングなヴァイオリン、重厚なメロトロン、圧倒的にヘヴィなギターが休むことなくバトルを繰り広げるアグレッシヴなプログレッシヴ・ロック。混沌とした中にヴァイオリン&フルートの叙情的なフレーズが立ち上がる瞬間など、押し一辺倒ではない構成力も抜群。スペイン・ロックを代表する傑作。オザンナ「パレポリ」が好みの方は必聴!
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レビュアー:0321PROGさん レビューをすべて見る
79年1st
MEDINA AZAHARAと並んでスパニッシュハードプログレの代表格
と言えるNUのデビューアルバム。
のっけからへヴィーなリフが炸裂。ワイルドなバンドサウンドはプログレと
言うよりはハードロックなのですが、やはり狂気のヴァイオリンが効いてお
り、へヴィーシンフォニックロックと呼べる音になっています。また、バン
ドリーダーのJose Carlos Molinaのマルチミュージシャンとしてのバンドへ
の貢献は顕著であり、メインであるボーカルは当然のこと、アコーディオン
やフルート、ハーモニカまで演奏し、楽曲にアクセントをつけています。そ
して、ただのハードロックに終わらないプログレ的なドラマチックな展開も
用意されており、荒々しさとシンフォニック性の絶妙な融合が図られていま
す。フルートが力任せに吹けばまさにイタリアンロック顔負けの世界観。
これは必聴作です。
レビュアー:Dr.MCさん レビューをすべて見る
King Crimsonの影響があると聴いており,他国のバンドにありがちな宮殿,Red期のような重々しい曲調だろうかと思っていました.
しかし,ふたをあけてみれば,のっけからヴァイオリンが乱舞し,ギターはたしかに影響を感じられるものの,カラッと乾いたようなさわやかさ,情熱的な演奏で驚きました.
アルバム全体が前のめりなノリで,イタリアンな暑苦しさとスペインのバンドに共通する感情の籠った熱演は一聴の価値ありです.
レビュアー:kaipa2007さん レビューをすべて見る
これはまさに衝撃の傑作!!冒頭から荒れ狂うハードさに圧倒される。フルート、ヴァイオリン、ヘヴィー・ギターが咲き乱れる花の如く次々に押し寄せる様は聴き手に有無を言わせることさせさせないほど。一方でアコギや叙情的なフルートで構成される部分もあり、静と動の対比も見事!!