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OM71041(O-MUSIC) 【12年発売CD】
デジパック仕様、デジタル・リマスター。
ジミ・ヘンドリックスのバンド・オブ・ジプシーズのベーシスト、Billy Coxがジミヘン・ライクの女性ギタリストChar Vinnedge、ドラムRobert Tarrantと結成したトリオ。メンフィスはFAMEスタジオで録音され、英PYEからリリースされた72年作。ジェファーソン・エアプレインあたりを彷彿させるサイケ・フィーリングある男女ヴォーカル、サイケ&ブルース・フィーリングにリヴァーヴやディレイをまぶしてコズミックに仕立てたジミ・ヘン直系のギター、ソウル〜ファンクの流れにあるシャープでいてしなやかなリズム&ドラムというスタイル。キンクスのカヴァー「You Really Got Me」など、左チャンネルで暴れるBilly Coxのベースがやはり出色。サイケ/ブルース・ロックのファンは楽しめる作品です。ジャケはロジャー・ディーン!
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レビュアー:tsさん レビューをすべて見る
ジミと一緒に渡英することを拒んだというビリー・コックスですが、本作は原盤が英国Pyeで唯一のアルバム。男勝りの演奏を聴かせるシャーロット・ヴィネッジが弾く時折印象的なフレーズ(確実にサイケを経た音)と、米の60年代ポップスの流れを引きずったような楽曲及び歌唱が不思議な雰囲気を醸し出しています。中途半端と言ってしまえばそれまでなのでしょうが、演奏が手堅いだけにジミの面影を払拭した2作目を聴いてみたかったような気がします。
因みにラマタムのエイプリル・ロートンもそうですが、米ロック界で演奏を続けたヴィネッジ(R.I.P)をギタリストとして再評価しても良いのではないかと思います。