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カケレコ・レビュー
ペンシルバニア出身のトリオ・グループ、72年唯一作。
ペンシルバニア出身のトリオ・グループによる72年唯一作。ビートリッシュな作品としてマニアから愛される一枚。一曲目からキてます！声も歌い回しもジョン・レノンそっくり！『アビー・ロード』のB面に入ってても不思議ではない曲で、もったりタイトなドラムもリンゴを彷彿とさせますし、ベタな哀愁を放つストリングスは残念ながらジョージ・マーティンっぽくはありませんが、そのちょっぴりアマチュア感がペルーのWE ALL TOGETHERあたりにも通じていてマニアはニンマリでしょう。BADFINGERを彷彿とさせるグッとくるパワー・ポップやセンチメンタルなバラードなど、とにかく曲が素晴らしい！ジョージ・ハリスンっぽいスライド・ギターも入ってたまりません。Emitt Rhodesがポール直系の筆頭格なら、ジョン直系はSLEEPY HOLLOWでキマリ！これは名作です。
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レビュー一覧
確かに、ジョン・レノンですが･･･（3 拍手）
レビュアー：F.Greenさん レビューをすべて見る
冒頭から、ジョン節全開。アルバム、どこを取っても各年代のジョンが飛び出す玉手箱。とってもとってもジョンが好きで好きでしょうがないんでしょうね。曲作りから、アレンジ、ボーカルの節回し、と、むっちゃ研究し、勉強し、練習し、身につけてはります。ボーカルの声質自体は、言うほどジョンそっくりとは、私は思いませんが、かなり近づけようと努力している姿は、目に浮かびます。
で、もう一度、聴き直すと、ジョンだけではないビートルズのＤＮＡが、そこかしこに･･･。アルバム自体が短いので、あっという間に終わり、ちょっと物足りない感じですが、発表された７２年のアルバムって、大抵が、このくらいの長さだったことを思い出し、ＬＰ〜ＣＤ〜という時代の流れを実感しました。
お勧めは、１、３、５、７、９。わっ、奇数曲ばっか、しかもおとなしい曲が大半。私も歳をとりましたわ。
熱狂的なジョンのファンからは、「物まね」と、こき下ろされるかもしれませんが、私は「よくこぞ、ここまで」と拍手を送ります。たった３人で頑張ったね。しかも楽曲の出来は、物まねを越えて、素晴らしい！特に３を聴いてあげてください！涙もの。でも、この曲の出だしは、ジョージっぽい？
うわぁっ！びっくりした...。コレは直系だよ（嬉）！（0 拍手）
レビュアー：らじおすたーの喜劇さん レビューをすべて見る
うちの娘さんはGENESISを流すとハモッてるくせに（特にInvisible Touch）「耳にこびりついてアタマがおかしくなる！」と怒る時があります。奥さんもですが、BEATLES、QUEENだとおとなしくなるんです（わかるんだけど勝手だよな）。このCDを初めて車で流した時は二人ともたいへんご機嫌よろしかったこと！特に３曲目、煮え切らないブリテイッシュ声はホント John ですね。「うっひよ〜！」度は満点です。
プログレ経由で KLAATU、STACKRIDGE、WIGWAMファンの方、あるいはニッチ系 経由 10CC、PILOT、SUPERTRAMPファンの方々、更にニュー・ウエイヴ経由 XTC、Martin Newell、MADNESS等のファンの皆様、コレは必聴です。Jullian Lennon よりもレノン声、JELLYFISHよりもアビー・ロードしてる！当然トッドよりもラバー・ソウルだぞ（笑）！