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TA0011(TONE ARM) 【10年発売CD】
2in1CD、デジパック仕様。
新品・中古ともに在庫ございません。
72年作1stと73年作2ndをカップリングした2in1CD。とにかく女性ヴォーカルLynn Careyが必殺!アンプで増幅しているかのようなエキセントリックなシャウトは存在感抜群。本当凄いです。バンドの方もヴォーカルの迫力に負けじとソリッド&ブルージー&ファンキーな力強いサウンドを炸裂させています。どちらも名作!
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レビュアー:激石大好きさん レビューをすべて見る
今回購入したのはTone Arm版。とあるところでPicar版では曲が一曲カットされている、との情報を入手。Picar版を持っているにも関わらず購入。それぐらい気に入っているアルバムです。が、収録曲目も収録時間も全く一緒。どこにどういう差があるのかまったくもって分かりませんでした。Tone Arm版ではデジパック仕様とのことで、Preserve WildlifeとGive it Everything I've Gotのジャケットが一面づつで印刷されてます(それでもPreserve Wildlifeのジャケットはちょっと絵柄が変わってしまってます)。
Tone Arm版ではちょっとしたライナー・ノーツが付いているものの、相変わらず作曲クレジットの記載も無く不明な点が多い。ネットで調べればある程度分かるものの、ここらで特殊ジャケットの再現も含め、決定版が出てほしいものです。あわよくばHeavy Cruiserの2nd、Lucky Dogの再発も。アルバムの内容は1st、2ndともに文句なし。Lynn Carlyのパワフル・ヴォーカルにスワンピーでブルージー、ときにジャジーでハードなバンド・サウンドが絶妙。インスト陣はヴォーカルを引立て、ヴォーカルは圧倒的シャウトを聴かせつつ、実に表情豊か。ひたすらがなったり、やかましく演奏するバンドと思われている方もいるかもしれませんが、バンドの上手さは疑いようがありません。引きも心得ていて地に足のついた、ルーツをしっかりと持ったバンドだと思います。
レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
リン・ケアリー嬢とニール・メリーウェザーの共演作の発展形がこのママ・ライオン。メリーウェザーのバンドというと、ジャケットや奇抜な衣装から「キワモノ」のイメージを持ってしまっているのですが、本格的なブルーズを素養にもつヘビーロックになっています。リン・ケアリー嬢は、ラス・メイヤー監督作品に出演経験のある女優さんで、美貌に似合わず物凄いガッツのある歌い手であります。バックをつとめるメリーウェザーのサイケ感覚あふれる演奏もよいですし、リンのボーカルは比類ない色気と迫力があります。わたしは、ベーブルースのジャニタ・ハーンを思い出してしまいました。
曲も楽しくてAin\\\\\\''t Too Proud To Begは、ストーンズのカバーの50倍ぐらい重いです。ファンキーな曲なのに、リンのこぶしが回り始めると自然に握り拳になってしまいます。Wildcatは、軽快なホンキートンク・ピアノのソロが聴ける曲で、終始ファズ・ギターと重いベースが鳴り続けています。リンはシャウト以外の歌唱力も十分あり、ブラインド・フェイスのCan\\\\\\''t Find My Way Homeは、うっとりする出来栄えです。わたしは、スティーブ・ウインウッドより彼女に軍配を上げます。ボニー・タイラーのようなGive It Everything I\\\\\\''ve Gotの熱唱もあります。
ファースト、セカンドのカップリング盤ですから、ヴォリュームもたっぷり。余談ですが、リン嬢はペントハウス・ガールでもあります。ママ・ライオンという呼び名に彼女以上にふさわしい歌手はいないでしょう。
レビュアー:yagibass1955さん レビューをすべて見る
昔、1stを持っていました。諸事情で持っていたLPを全て処分した時にこのアルバムも手放してしまい、それ以来思い入れだけが膨らんでいた様です。悪くは無いんです、いや当時としてはかなりカッコ良いバンドだったと思います。でもボーカルのリン・キャリー嬢がもっと凄い印象があったのでチョッとね・・・。もっと旨い白人女性ボーカルは多々存在します。同時代で言えば例えば、Elkie Brooks!Vinegar JoeのWhole Lotta Shakinなんか今聴いても悶絶ものです。話が脱線してしまいました。何だかんだと文句言ってしまいましたが思い入れが強過ぎただけの事。今日もiPhoneに入れて聴きながらお出かけです。しばらくはヘビーローテーションかな。