はじめまして、カケレコへようこそ! ログイン
新品・中古ともに在庫ございません。
ジャーマン・オルガン・ハード、70年作1st。2ndで有名ですが、本作もなかなか魅力的。荘厳なオルガンとヘヴィなギターによる重厚なオルガン・ハードが基本ですが、叙情的なアコギや幻想的なフルートによるパートなど、2ndへとつながるリリシズムを感じさせます。コテコテと言えるほど濃厚な哀愁が聴き所。
他のファンのために、あなたもCDのレビューを書きませんか?
他のユーザーの投票(拍手)の数が多いレビュアーは、ベストレビュアーとしてページに掲載されます。
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
もう、この1曲目を知っていることだけで「人生の勝利者」と思えてしまうぐらいのインパクトです。
圧倒的音圧でたたみかけてくる歪んだオルガン、ギターに対抗するのは人生の不条理を一手に背負ったようなシャウトとコーラス。
犯人に仕立て上げられた主人公に無慈悲な有罪判決、「わたしは無実だ」と叫ぶドラマのバックにこれほど似合う曲はありません。
4.DearLittleFriendも、ユーライア・ヒープ初期並みの重い曲。5.RedMorningbirdは、渋いマカロニ・ウェスタンのサントラを連想させる導入から一転、全演奏者が一丸となってなだれ込んでいく中間部では、鳥肌をこらえることができません。曲が終わった後は、虚脱感でいっぱいになります。
蛇足ですが、メンバーのルックスは全員レスリー・ウエストなので気にしないほうがよいでしょう。