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TWO

THREE MAN ARMY

評価:42件のレビュー

在庫なし

GTR011(GREEN TREE) 【93年発売CD】

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カケレコ・レビュー

Adrian&PaulのGURVITZ兄弟に、JEFF BECK GROUP〜MAY BLITZのドラマーTONY NEWMANが加わった英ハード・トリオ、74年作

74年発表の3rdアルバム。エイドリアンのアグレッシヴかつメロディアスなギターと元メイ・ブリッツのトニー・ニューマンによる切れのあるドラムが屈強なアンサンブルを奏でるブリティッシュ・ハード・ロックの傑作。本作をはじめ、彼らガーヴィッツ兄弟によグループ、Gun、Three Man Army、Baker Gurvitz Armyの諸作品はどれもハード・ロック・ファン必聴です。

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レビュー一覧

評価:4ハードで緩急ある展開(4 拍手)

レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る

ハードロックにはトリオの原則というものがあり(すみません。勝手につくっています。)、メンバーの構成人数が少なくなるほど、音はヘビーになり、ハードさを増していく。泣く子もだまるブリティッシュ・アンダーグラウンドのガーヴィッツ兄弟に、泣く子もだまるトニー・ニューマン(メイ・ブリッツ、ジェフ・ベック・グループ)というトリオの名作であります。

1曲めのギターのハードさとドラムズの手数の多さに最初は「おおっ」と声を上げてしまうのですが、この作品の素敵なところは、実は2曲め以降の緩急織り交ぜた展開にあります。Todayでは、泣き泣きのブルース・ギター、Flyingではブリティッシュ・ビート(これダリル・ホールのDreamtimeに持っていかれてると思うんですけど…)、そしてI Can\\\\\\''t Make the Blind Seeでストリングスを交えたバラードを決めたかと思うと曲間なしに再びハードな展開。エイドリアン・ガーヴィッツのギターは、この時代の音にしては乾いた硬質な音で、現在のハードロックにも通じるものがあります。上手いですね。

ナイスレビューですね!

評価:4単なるハードロックに非ず(3 拍手)

レビュアー:激石大好きさん レビューをすべて見る

Three Man Armyはハードロックとして語られるバンドとしてはかなり異質だと思う。一言で表現するのは難しいけれど、メローというか繊細というか。思うに、Three Man Armyは単なるハードロッカーの集団ではなく、ものすごく器用なAdrian兄弟が当時の最先端のハードなロックに挑戦した、という結果なのだと思う。未聴なので何とも言えないけれど、Adrian GurvitzがのちにAORシンガーに転身した、というのもそんなに驚くようなことではないように思う。で、本作はThree Man Armyの3rd(2ndではありません)にして最終作。相変わらずの繊細さをあちらこちらに感じさせつつも、ハードなところはしっかりハード。前作Mahesha(またはThree Man Army)から参加のTony Newmanもより溶け込んだ印象。個人的にはThree Man Armyの最高傑作。

ナイスレビューですね!

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