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TEAR GAS

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評価:51件のレビュー

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ECLEC2664(ESOTERIC) 【19年発売CD】

19年リイシュー、デジタル・リマスター。

2090円 (税込2299円)

レーベル管理上、ジャケットに若干の圧痕がある場合がございます。ご了承ください。

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カケレコ・レビュー

いぶし銀の名ギタリストZal Cleminsonのプレイが冴え渡る、英ハード・ロック屈指の名作!71年発表

英国はグラスゴー出身。後にアレックス・ハーヴェイと出会い、センセーショナル・アレックス・ハーヴェイ・バンドへと発展するグループ。71年作の2nd。デビュー作は、前半はアコースティカルに、後半はツェッペリンを意識したハードなサウンドを聴かせていましたが、この2ndは、そのハードな部分を推し進めたソリッドかつ鋭角なナンバーで占められています。ドラムにEdward Ted McKennaが加入。ベースのChris Glenとともに、鉄壁のリズム隊を構成(2人とも後にMSGで活躍)。ツェッペリンにも比肩するような重量級リズムを轟かせています。そして、何と言っても、ギターのZal Cleminson!コシのある豊かな歪むのトーンはこれぞブリティッシュでカッコ良すぎるし、タメの効いたリフ、前のめりのアグレッシヴなソロともに、本当にキレまくっています。クリームばりのブルース・ハードからツェッペリンの「コミュニケーション・ブレイクダン」を彷彿させるアグレッシヴなナンバーまで、圧倒的な音量とスピード感で畳みかける逸品。英国臭をぷんぷん振りまくスモーキーなヴォーカルと憂いあるメロディも特筆です。英ハード屈指の名作!

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評価:5こ、興奮しすぎてまともなレビューが書けない(10 拍手)

レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る

英米独のあらかた名のあるハードロックを聴いてしまって、あ〜もっとハードで英国魂のあるすげー音がないかなあ、と思っていらっしゃるあなたへ。ティア・ガスをご存じない、もしくはマイナーなのはちょっと勘弁…と思っていらっしゃるあなたへ。「一流」のハードロックとはこういう音だと申し上げたいです。(ここまで盛り上げて大丈夫なのか?)

ジェフ・ベックの奔放さ、ロバート・フリップの暗黒さ、ロニー・モントローズの無慈悲さを併せ持つギタリスト、その名はザル・クレミンスン。1.That's What's Real が始まると、このギターはいったい何人で弾いているんだと思わされます。いや、実際オーバーダブなのですが、ザルの得意技は、全然違う弦を同時に鳴らすことで、すさまじい音の広がりなのです。続く2.Love Story では、静かなアルペジオで溜めに溜めて溜めてのち、大音量のハードリフがやってきます。この曲を聴いた後で風呂に入ると、大声でこのリフをうなり続ける羽目になります。

想像を絶する一流ぶりに陶然としていると、7.Jailhouse Rock からのプレスリー連作。こ、これはジェフ・ベック・グループよりカッコいいんではないか。すげーぞ、すげーぞおい。最後の8.The First Time は、ユーライア・ヒープの「Why」みたいなメランコリーとジャムが合体した曲で、6千円の宴会の締めの信州そばのようで、名残惜しいような、そばをお替りしたいような気持ちになります。

全然このバンドとアレックス・ハーベイとの関係とか、スコットランドの話とか書けませんでした。

ナイスレビューですね!

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