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1190円 (税込1309円)
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
1090円 (税込1199円)
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
泣きのツインリード〜80'sの香り強いシンセが印象的な「DISCOPHONY」は彼らのファンならずとも必聴の一曲。
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レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
芸術か商売か。言い古された対比であります。グラム・ロックとジャンル分けされる音楽には抜きがたい制約があります。売ることが自己目的化したフィールドであり、売るためには手段を選ばない。しかし売れなければ退場する、という制約です。芸術であるとエクスキューズすることは許されない。スイートは、バブルガム・ポップ、ヘビーロック、ファンク、ディスコとスタイルを変え、生き延びる道を必死に探したバンドでした。このレコード制作前にリード・ボーカルのブライアン・コノリー脱退。彼らの主軸支持者のティーンエイジャーも、ティーンでなくなっていくわけで、当然求められる音楽の質も変わってきます。時代と迎合して何が悪い。迎合こそ生きる道じゃ、という厳しい掟と向き合うレコードになってしまいました。
邦題「標的」です。邦題「甘い罠」の前作延長路線ながら、コノリーという飛車角を失った彼らは新しい道を模索しています。これがなかなかよろしい。「マザー・アース」は、劇的なプログレ・ハード曲でありますし、「ディスコフォニー」は、ハリウッドB級映画のサントラのようでもあります。英国ディストリビュートは、RCAからポリドールに変わりました。欧州ポリドール盤のカバーが、三人のイラスト。米国キャピトル盤がオープンリールのイラストです。2023.08.02