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中東はバーレーンのグループ、82年作の1stアルバム。コテコテの哀愁溢れるメロディをこれでもかと奏でるギター、分厚いキーボード、手数多くシャープなドラム、野暮ったさがいかにも辺境的で愛すべきなヴォーカルをフィーチャーしたドラマティックなシンフォニック・ロック。「哀愁」てんこ盛りなアンサンブルはかなり暑っ苦しいですが、これでもかと「哀愁」で畳みかける展開は、分かっていてもグッときてしまいます。GENESISとDEEP PURPLEを混ぜたようなサウンドは、日本人の琴線にはビシビシときます。
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レビュアー:0321PROGさん レビューをすべて見る
82年1st
中東のこんなところにまでプログレはあるのか、というバンド。
バーレーンと言う国は、何が個性なのか論じれるほどバンドを知ら
ないので何とも言えませんが、このOSIRISの「泣き」は特筆すべき
ものがあります。まあ多少コテコテすぎてあざとすぎる面もあるの
ですが(初めてハンガリーのソラリスを聴いた時の感覚に似ていま
す)、それはそれで辺境の醍醐味と考えましょう。
音楽的には多分「泣き」も含め、かなり叙情的な部分を出そうとし
ているのだと思いますが、なにせ録音の粗さがあり、相当ハードな
音にまとまっています。これはこれでずっと聴いていると意外にハ
マってしまいますね。