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YESの構築美とGENTLE GIANTの偏屈精神で同郷MIRTHRANDIRと同系統のサウンドを持ち、非常に高水準なテクニカル・シンフォニック・ロックを奏でるアメリカの技巧派グループによる75年作。変拍子というよりは1曲を通してキメだらけといった雰囲気の息もつかせぬほどの技巧を見せており、クラシカル且つレトロなシンフォニック性を感じるキーボードと、やたらとせわしないドラム、管楽器を巧みに利用したアプローチが耳に残ります。長尺曲を多く含むものの、最大瞬間風速のように過ぎる超絶技巧にはただただ驚くほかありません。本作の楽曲をベースに、次作「Sacred Baboon」が製作されます。
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レビュアー:0321PROGさん レビューをすべて見る
75年作
世界最大のプログレフェスティバル「nearfest」への出演などもあっ
て、今後の動きも注目されるアメリカのGentle Giant系グループ。
自主制作によるデビュー作ですが、長らくCD化の恩恵にあずかること
なく、前述フェスティバル参加のタイミングで、満を持してのCD化と
なりました。
ドタバタな畳み掛けの素晴らしいシンフォニックサウンドはこの1stで
すでに完成されており、一連のGentle Giant系バンドの最初期に位置
するバンドだけのことはあって、どんどん形を変えながら進行してい
く、ダイナミズムに溢れた作品。ハイトーンボーカルの存在や、カッ
チリした曲構成もあってYES的な雰囲気も感じさせます。
2ndと甲乙付けがたい、こちらも傑作。
レビュアー:じゃ、見ろクワイ(笑)さん レビューをすべて見る
GENTLE GIANTばりに思う存分アクロバティックなプログレッシヴ技を繰り出す破天荒なアルバム。YESを思わせる部分もある。75年のアメリカでこれだけ思い切った作品を出すのは大変な苦労を伴ったそうで片っ端からレコード会社から契約を断られたとか。