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79年作の唯一のアルバム。キーボード、ギター、ベースが休みなくスリリングなフレーズを応酬させるテクニカル・スパニッシュ・プログレ。フリオ・キリコを想わせる手数の多いドラムもさらに緊張感を煽ります。フラメンコ・ギターなど、時おりエキゾチックなフレーズを入れつつも、そのテンションはまったく下がることなく、終始畳み掛ける展開は圧巻の一言。テクニカルなサウンドが好きな方にはかなりオススメです
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レビュアー:0321PROGさん レビューをすべて見る
79年唯一作
コルドバのグループ。「メスキータ」はスペインの大聖堂のこと。
本作は超絶技巧とひたすらな変拍子で迫る大名盤であり、スペインの
熱さを肌で感じることの出来るへヴィーシンフォニック作。
複雑なリフの応酬からアコースティックギターによるフラメンコ
フレーズがスペインの熱気を運んできます。
終始押しまくりのテンションの高さと全くブレる事のない演奏能力は
まさにスペイン屈指。
さらにフラメンコ、アンダルシアン、そしてイスラムフレーズを巧みに
使い怒涛の変拍子に消化する柔軟さも特筆すべきもので、スペインの
民俗音楽をそのままプログレへと落とし込むアイディアに脱帽。
ドタバタな切れ味あるプログレ好きならば手放しで喜べそうな大傑作。
ユーロや辺境プログレの醍醐味は、こういったところにあるのだと
再認識させられます。
レビュアー:じゃ、見ろクワイ(笑)さん レビューをすべて見る
“MEZQUITA”(モスクという意味ですが、Wikipedeiaによればコルドバにある司教座聖堂を指す場合が多いとも)というバンド名どおりアラブ/スペイン臭を前面に押し出したハードで個性的なシンフォ・ロック。なんとなくナポリの異端的?土俗臭ふんぷんのOSANNAの“PALEPOLI”を思い浮べました。好きなひとは好きなのでしょうが......。