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ビート・ポップ・バンドSHOWMANに在籍したオーストラリア出身キーボーディスト/コンポーザーが残した74年のプログレ作品。シンセやチェンバロが折り重なる、クラシックの素養を感じる気品高いプレイと、生き生きしたポップなメロディの組み合わせが魅力的。そしてそれらをゆったりと覆うメロトロン...。英国ポップ・ロックに通じる緻密でジェントルな音作りと、メロトロンの音色に現れたオセアニアらしい大らかさのコンビネーションがとても心地いいです。「愛すべき」というワードがぴったりのキーボード・シンフォの逸品。
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レビュアー:らじおすたーの喜劇さん レビューをすべて見る
伊太利のCelesteの壊れるような繊細さでもないし、独逸のWind "Morning"の牧歌的な色とも違う。もちろん北米のマイケル・クアトロの豪快さでもないし、英吉利のSpringの哀愁にも似てるようでちょい違う。本作の鳴りっぱなしのメロトロン、やっぱりオセアニア産というしかない。
オセアニアのメロトロンはSplit Enz、Alastair Riddellといったグラム系からセバスチャン・ハーディーはもちろんのこと、AlephやRagnarokのシンフォ系まで。共通して感じるのは雄大な大地の香り…かなぁ。行ったことないから妄想です。うまく言えません。
リズムセクションがしっかりしてるから、鍵盤奏者のソロというよりもバンドの作品と思えるほど。他にもソロ作がありますから、ぜひ聴いてみたいですね。
現在はOSTが主要みたいです。