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バスク地方出身の好グループ。シンフォニック・ロックの大傑作「ITOIZ」に続いてリリースされた2ndアルバム。80年作。ジャケットのイメージ通りのノスタルジックな雰囲気はそのままに、サックス、ヴァイオリン、シンセサイザーの導入により前作以上にバラエティに富んだプログレッシヴなサウンドが印象的。女性ヴォーカルITZIARが一曲ゲスト参加。1stと並ぶスペイン・シンフォニック・ロックの傑作。
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レビュアー:waterbearerさん レビューをすべて見る
バスクのプログレというとENBORの「煙突ジャケット」が気に入って聴いていた。しかし同じバスク出身のITOIZのアルバムを聴いたのは本作が初めてである。
サウダージ感あふれるメロディ。これが実に歌心ある。変にテクニカルなところに走らない、というか実にさりげない。品の良さが随所に感じられる。ギターは艷やかなアコースティックギター。フルートやサックス、ヴァイオリン(見事な枯れ具合!)の入り方が実に巧み。これは楽曲アレンジの勝利かな。フェンダー・ローズ(風)のエレピの音が実にクール。そして細かく刻むドラムスが実に上手い。これらがこれみよがしに展開するわけではなく、さらりと決めてくる。M5では女性Voもリードをとるが、こういうアクセントの付け方もたまらんね。
最後まで明るく展開しないのだが、インストのフックが効いていて偏屈さも十分。
ジャズ・ロックでもなく、シンフォニックでもないITOIZのロック、しかと聴かせていただいた。
レビュアー:appo128さん レビューをすべて見る
テクニック偏重主義でないところが、好印象であり、面白く微笑ましい。特に、少年少女合唱隊の危うい音程など応援したくなってしまう。こういうプログレの聴かせ方もあるのか!?と勉強になった。一聴の価値あり。
レビュアー:らじおすたーの喜劇さん レビューをすべて見る
スペイン、いやユーロの至宝といったらこいつは5本の指に入る、と思ってるんだけど。聴いたことない人、ヘタなヘヴィー・シンフォ聴くならコレ聴かなきゃ。プログレ云々関係なく「音楽」を楽しむなら、ホントこれに尽きます。
ロックに哲学要らないよ〜。売れる、売れないよりも「スゴイ」「スゴクない」で判断して!