カケハシ・レコード

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YOUNG MEN GONE WEST and BOOK EARLY

CITY BOY

評価:41件のレビュー

在庫なし

CDLEMD224(LEMON

2枚組、ボーナス・トラックとしてシングルA/B面曲2曲を収録。

新品・中古ともに在庫ございません。

カケレコ・レビュー

英モダン・ポップ、77年作3rdと78年作4thを収録

75年にデビューした、ビートルズ〜ELO〜10ccの流れを受け継ぐ英国はバーミンガム出身のポップ・バンド。77年作の3rdと78年作の4thをカップリングした2枚組。プロデュースはいずれも、後にフォリナーやデフ・レパードなどを手がけて成功するRobert John -Mutt- Lange。4thのオープニングを飾るアメリカでヒットした「5.7.0.5」をはじめ、ハード・エッジかつ洗練されたヌケの良い英国ポップの佳曲がずらり。クイーン、チープ・トリック、パイロット、10ccあたりのファンは必聴といえる英ニッチ・ポップの快作です。

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レビュー一覧

評価:4都会の雑踏を駆け抜けるような切れ味あるポップ(2 拍手)

レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る

バンド名で彼らは損しています。どんな音かイメージわかないですもん。メンバーのビジュアルを見ても都会派とは見えず、現場労働者の集団としか見えません。そんな人たちが音を出すと、都会の雑踏を駆け抜けるような切れ味あるポップになってしまう。プログレの起承転結は好きだけど、長く聴く時間がないという人にはうってつけ。4分で「クロース・トゥ・ジ・エッジ」みたいなカタルシスを与えてくれますから。

「ディア・ジーン」という曲では、アラブ・ポップが出てきた次の瞬間ビル・ネルソンが弾くようなギター洪水になります。ロイ・トーマス・ベイカーの好みみたいなボードビル・ポップとロジャー・テイラーに似た濁ったドラムズの音を聴くとクイーンも連想してしまうのですわ。2枚めの「ブック・アーリー」に行くと、必殺ヒット曲「5705」です。コーラスがぶ厚くなり、歌ものにも強いことを証明します。

わたしは彼らの7枚のCDをとっかえひっかえ聴いています。7枚も出せたってすごくないですか。大してネームバリューないのに…。サッド・カフェと並んで、英国ポップ奇蹟の長寿命と呼びたいです。ギターのマイク・スレーマーは、スティーブ・ウォルシュと「ストリーツ」を結成したキャリアがあります。何か分かりやすいアピールがないのか、と考えながら書いてきましたが字数が尽きてしまいました。2021.09.03

ナイスレビューですね!

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