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790円 (税込869円)
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
65年リリースの記念すべきデビュー作。プロデュースは、KINKSの1stと同じシェル・タルミー。キース・ムーンの超人的なドラムと暴れ回るエントウィッスルのベースによるドライヴ感いっぱいのリズム隊。タウンゼントのエッジの立ったリズム・ギター。ダルトリーのエネルギッシュなヴォーカル。まさに鉄壁のアンサンブル。そしてエバーグリーンなメロディ。素晴らしすぎる永遠のデビュー作。
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レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
ポール・マッカートニーは、「へルター・スケルター」を、ザ・フーのオマージュとして作曲したそうです。レノンの「エブリバディーズ…マイ・モンキー」も同様でしょう。ビートルズにさえ、したたかな衝撃を与えたのがこのアルバム。聴いていて思うのが、何に向けてるのかさえ判らないいらだちと怒りです。「さらば青春の光」で、主人公はずっと何かに怒っています。年頃なんだと言えばそれまで。でも、本人にとっては何を諭されたって説得力はなく、どうやって息をしていくのか切実な問題です。
面白いのが英国にも北部南部の色分けがあったらしく、北部代表はホリーズ、サーチャーズ、アニマルズだったらしいです。対するロンドンからの返答がザ・フーとキンクスです。このアルバムで驚くことは、ベースとドラムズの荒々しさ。ここまで感情的な演奏って英国に存在していなかったのではないでしょうか。史上初のハードロックと言える「ジ・オックス」を聴いていると彼らが異次元で表現していたような気がします。「キッズ・アー・オールライト」は最高のビート・ポップなのに、最も印象に残るのがキース・ムーンの叩きまくりです。
最後にカバーになっている4人の緊張感ある表情が実にいいですね。エントウィッスルなんて哲学者に見えます。