カケハシ・レコード

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PHANTASMAGORIA

CURVED AIR

評価:51件のレビュー

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7599261942(WARNER

490円 (税込539円)

盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め

状態: | 良好 | 並 | 不良 |

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カケレコ・レビュー

ヴァイオリン奏者ダリル・ウェイ率いるグループ、72年3rd

RENAISSANCEと共に、女性ボーカルがフロントを務めるプログレッシブ・ロックバンドの代表格であり、紅一点Sonja Kristinaのパワフルな歌声とDarryl Wayのヴァイオリンをクラシカル且つソフトなサイケデリアで包んだイギリスのグループによる72年3rd。グループの名曲「マリー・アントワネット」や「オーバー・アンド・アバーブ」を収録した最高傑作と名高い本作は、これまでのCURVED AIRの集大成といえるバラエティーに富んだ作風となっており、Sonja Kristinaの魅力が詰まったメロディアスな楽曲からFrancis Monkmanの趣向を感じる実験色、Darryl Wayのクラシカルな彩りが渾然一体となって迫る名盤です。本作を最後にグループは事実上解散し、Darryl Way、Francis Monkman不在のまま後に再編されます。

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レビュー一覧

評価:5革命の不幸とディレンマ(4 拍手)

レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る

新年らしい盤をレビューしましょう。それがカーブド・エアであることに異論ありますまい。(まあ、突っ込まないでください。)名曲「マリー・アントワネット」を含むこの盤、格調と洗練が基調であります。フランス革命を題材にした曲は、アレアにもあったと思います。それが共産主義万歳ではなく、非革命に同情的な気がする壮大な曲です。ビートルズの「レボリューション」に似ています。いまだフランス革命は歴史上正当化され続けています。が、革命など起きずに王家が存続している国々をフランスやロシアがうらやましがっていることも確かです。ライブではこの曲、ソーニャが声を張り上げてしまい、雰囲気を台無しにしているので、ぜひスタジオ録音を。

この盤で活躍するのは、ダリル・ウェイやモンクマンより、マイク・ウェッジウッドとピルキントン・ミクサだと思っているんです。クラシック寄りのロックをやろうとするなら良いベーシストとドラマーを獲得する必要があります。そうでないとダイナミズムが出ないから。ルネサンスもそうでしょ。ウェッジウッドらジャズっぽい軸足がしっかりしているせいで、上物がぐらつきません。曲が短めでテンポよく進んでいくところも新年らしいです。少し強引でしたかね。2023.01.01

ナイスレビューですね!

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