はじめまして、カケレコへようこそ! ログイン
在庫あり : 13時までのご注文は当日発送
0094635231328(EMI) 【05年発売CD】
デジタル・リマスター、ボーナス・トラック7曲。
590円 (税込649円)
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
【査定担当者からのメモ】
軽微な折れあり
英国プログレッシブ・ロックを代表するバンドGENESISの全盛期を支えたギタリストによる、初期の名盤と言われる78年3rd。前2作がゲストミュージシャンを迎えての録音であったのに対して、本作からは本格的にバンド体制を組みJohn Hackett、Nick Magnus、Pete Hicksらを従えた、音楽的にも統一感を持たせた作風となっています。GENESIS直系のファンタジックなシンフォニック・ロックから、クラッシック・ギターを響かせる楽曲、オリエンタルなエキゾチックさを醸し出す楽曲まで触れ幅に恵まれていますが、どの楽曲も一聴して彼と分かるオリジナリティーに脱帽してしまう名盤です。
他のファンのために、あなたもCDのレビューを書きませんか?
他のユーザーの投票(拍手)の数が多いレビュアーは、ベストレビュアーとしてページに掲載されます。
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
レビュアー:purebluesさん レビューをすべて見る
GENESISの元ギタリストの3rdソロ・アルバム。79年作。
ハケットのソロはとにかく数が多く、どれも一定の水準を軽く超える名作ぞろいだが、そんな中この3rdは最高傑作とされ、よく取り上げられる。巷の評価に迎合する気は全くないのだが、これには賛成せざるを得ない。
何というのか、いろいろ聞いてもやっぱりこれに戻ってきてしまうのだ。
あのGENESISのギタリストのソロということで、「Musical Box」や「Dancing with The Moonlit Knight」、「Firth of Fifth」の音楽性を期待してしまうわけだが、アルバム1曲目「Every Day」のイントロはそれらの世界とはかけ離れた爽やかさ・ポップさがあり、初めて聞いたときにはやや肩透かしを食らってしまう。
しかしそれは1分45秒後に歓喜に変わるのだ。あのギターソロの叙情性といったら!まさに天空を駆けるがごとく、である。上記ジェネシスの名曲群に匹敵する素晴らしいギターソロ。ああ至福...
その他の曲もドラマチック性と美しいメロディに溢れており、佳曲・名曲ぞろいである。やはりGENESISの叙情性の源泉はこの人だったのね、と改めて気づかせてくれる。名盤。
レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
サンタナの「哀愁のヨーロッパ」や、ツェッペリンの「天国への階段」。これら「名曲」と呼ばれている音楽を、今聴きますか。わたしはヘソまがりなので聴く気が起こらないです。脳内で再生できるし、感動は揮発してしまいました。「エブリ・デイ」や「スペクトラル・モーニングズ」も同様です。一方で初期の感動が持続する、と言いますか。聴くたびに自分の理解の浅はかさに気づく音楽というものも確かにあります。残念ながらハケットのそれはセカンドのほうです。
バンドのメンバーを決めてから6か月スタジオでセッションしたのだそうです。ライブをこなすため。外気温氷点下のオランダだったと書かれています。ソロ作というのは方便で、実際はリーダー作。本当にソロでやれる人はジョニ・ミッチェルとかロバート・ジョンスンとか天才と呼ばれる人だけ。ハケットがリアルに「バンド」編成になった楽集という位置づけです。以後彼の快進撃が続くことをかんがみれば重要なステップだったと思います。今回聴き直してみました。前段の印象は変わりませんでした。2024.11.14