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ダウン・オン・ザ・ファーム

リトル・フィート

評価:41件のレビュー

在庫あり : 土曜・日曜は発送休み。翌営業日発送いたします。

WPCR75332 【08年発売CD】

デジタル・リマスター、定価1714+税。

830円 (税込913円)

帯【有】 解説【有】

盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め

状態: | 良好 | | 不良 |

【査定担当者からのメモ】
若干カビあり、その他は状態良好です

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カケレコ・レビュー

ローウェル・ジョージ最後の参加作、79年作8th

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レビュー一覧

評価:4ローウェルを悼みながら前を向く(4 拍手)

レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る

カエルの鳴き声に「うるさい」と叫ぶ「ダウン・オン・ザ・ファーム」は、笑えます。この曲を作って頭に持ってきたのは、メンバーの気遣いでしょう。クレジットないのでわかりませんが、この曲のスライドはバレールだと思います。

ローウェル在籍時のリトル・フィートのたまらない魅力は、土臭いルーツ・ミュージックをやっているようでいながら、実は壮大な実験場でもあったというところにあると思います。火の粉を散らすようにメンバーのアイデアがぶつかり合い、ひとつに昇華していく様は比類ありません。中でもローウェルのダミ声ボーカルと独特なスライドの音は、たえずバンド・アンサンブルの中核でした。地に足をつけた落着きと整合感が、フィートの中でも異質なレコードであります。

その理由は、それまでの諸作と違い、「完成させ、世に出すこと」が目的だったからではないのかと考えています。9曲中、ローウェルの書いた曲が5曲。ソロ作も制作途中であったローウェルは、「ファーム」用に録音されたマテリアルをたえず編集していたらしいです。作業を引き継いだのが、ビル・ペイン。不完全であったマテリアルをつなぎ合わせ、さらには欠落部分を演奏し補う作業の末、このレコードが日の目を見ました。しかし、追悼が基調となっていないのが、この作品の救いです。いつにも増してローウェルのボーカルが味わえるつくりになっています。フィートのファンでしたら、このレコードと次のアンソロジー「Hoy Hoy」を飛ばすわけにはいきません。2023.07.24

ナイスレビューですね!

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