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FGBG2117(MUSEA)
紙ジャケット仕様、ボーナス・トラック1曲、デジタル・リマスター。
1490円 (税込1639円)
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
【査定担当者からのメモ】
帯有
1270円 (税込1397円)
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
【査定担当者からのメモ】
帯有、帯に小さい破れあり、紙ジャケに若干圧痕・角潰れあり、小さい汚れあり
元々はシャンソン系を得意とした歌手としてスタートし、時代に反応するようにプログレッシブな作風へ化学変化を起こしたアーティスト。本作は、MAGMAのDidier Lockwoodなどフレンチ・ロックを代表するプレイヤーが大挙して制作された74年2nd。William Shellerによる大胆なオーケストレーションを取り入れ、バンド陣に加えてオーケストラやコーラスを従え、一気にプログレッシブ・ロックの世界に足を踏み入れた1枚であり、EMMANUEL BOOZの演劇的に吠えるボーカルは同郷ANGEのようなシアトリカル・ロックのような迫力に満ちた素晴らしいものです。よりロック色を押し出した4thと並びフレンチ・プログレッシブ・ロックの名盤です。
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レビュアー:waterbearerさん レビューをすべて見る
Emmanuel Booz、元々はSSW畑の方とのこと。この4thがプログレマニアにはたまらんらしい。J-C.Dagostini(Clearlight)、D.Lockwood(Magma、Surya)、Jean-Louis Majhun(Mahjun)などが参加し、シンフォニック絵巻を展開する。このあたりが「華」か。とにかくKeyの音の厚みがとてつもなく立体的に迫る。ゴリ押しとまではいかないが、演劇的というか、オペラチックというか、派手な楽曲スタイルを見事に演出していると思う。
あとはやはりBooz自身のVoのアクの強さがウリで、歌詞の世界…M1のOde aux rats「ネズミへの道程」とでも訳せばいいのか、人間社会を風刺した歌詞と表現豊かな歌唱力に圧倒されること請け合い。この表現力はSSW時代に培われたものなのかもしれない。このあたりが「毒」である。毒は薬にもなるが、いったんハマると抜けられない。
いい意味で「変人」扱いされている彼の最高傑作。M1で結構おなかいっぱいになるが、それでも手元に1枚置いておきたくなるアルバムだ。ぜひ。