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1190円 (税込1309円)
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
【査定担当者からのメモ】
帯中央部分に若干色褪せあり
70年代のアメリカ西海岸を代表するロック・バンド、LITTLE FEATが73年に発表した3rd。前作『SAILIN' SHOES』発表後に訪れた解散の危機を乗り越え、新メンバーを加え6人組となって制作された作品。Lowell Georgeはかねてよりニューオリンズ・サウンドへと傾倒していただけに、ニューオリンズ出身の新メンバーを迎えて制作した本作は彼の制作意欲が一気に開花した作品ともいえる。初期の一連の作品がそうであるように、本作もまた、Lowell Georgeの綴るリリックの、渋く味わい深い世界感を堪能できる。
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レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
この盤のすごさ、優れた点を書いた文章は何度も読んでいます。だから購入しました。ところがわたしはこの盤を2度売っています。一度めは退屈で、二度めはやっぱり理解不能で…。リトル・フィートは、今ではわたしのモスト・フェイバリットですけれど、そうなったのは50歳を過ぎてからで。要するにフィートを聴く耳ができるまで30年もかかっています。
ゆるゆるとした進行を支えるのが鳥もちのようなビート。フィートのユーザーは、この独特の腰の低いリズムこそが離れられない理由です。ローウェル・ジョージのスライドも、人を食った曲のテーマも、上物であって、このリズムあってこそなのです。フィートは、カントリー、あるいはドラッグ・ミュージックとして出発しています。そこにブルーズも加えましょう。ニューオリンズも加えましょう。ジャズも入れてみましょう、と、どんどんごった煮音楽になって、コクが生まれました。さらにこのアルバムの曲はモチーフでしかありません。ライブになって初めて「ディキシー・チキン」という曲のすごみがわかる仕掛です。
ずっと西海岸音楽が苦手だったんです。ところが今や聴くのは、フィートに、スティーリー・ダンに、モビー・グレープ、スティブン・スティルズ。西海岸が本当は好きなんではないか、という気がしてきました。あまり認めたくない話なんですけれど。
レビュアー:purebluesさん レビューをすべて見る
リトル・フィートの3rd。
この盤のことはだいぶ前から知っていました。桑田佳祐の本かなんかで読んだのが初めだったような気がします。
でも、正直よくわかりませんでした。手放したり、また買ったりの繰り返し。それが2~3年前でしょうか、突然トリコになってしまいました。
なんでこんなにユルいんだろう、なのになんでこんなにグルーヴしているんだろう、どうでもいいや、、ああ、気持ちいい、、。
頭ではなく、身体で聴く。そんな聴き方もあるんだな、と40歳を過ぎてから気づかされました。遅くなりましたが、一生付き合います。