カケハシ・レコード

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シークレット・ライフ

スティーヴィー・ワンダー

評価:31件のレビュー

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POCT1929/30

2枚組、定価3262。

1190円 (税込1309円)

帯【有】 解説【有】

盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め

状態: | 良好 | 並 | 不良 |

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カケレコ・レビュー

映画サントラとして制作された79年作

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評価:3スティービーの格調にあふれた挑戦(2 拍手)

レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る

ピンク・フロイドのデビュー盤のタイトルは、「皿一杯の神秘」です。スティービー・ワンダーの「神秘なる植物への旅」は、植物に関する学術書をドキュメンタリーにした映画のサウンドトラックとして制作されました。「キー・オブ・ライフ」で初めてソウルというジャンルのレコードを手に入れていた当時の自分は、高い買い物を続けて、結局腑に落ちなかった経験があります。いまだにこのレコードの全貌をつかめているとは言えません。

全体の特長を述べますと、まずポリフォニック・シンセサイザーの可能性に挑戦した音であることです。インスト部分の大部分をスティービー自身が弾くシンセが占めています。管楽、弦楽の代わりにそれを行っていることが明白です。そして激しい曲が控えられていること。これは植物の映像をテーマとしている以上、必然な理由でしょう。謎なのは視覚を持っていないスティービーが、植物を「視覚化」していること。実際の植物を触ったり嗅いだりしながらのイメージづくりだったと思うんです。この点は見事に映像音楽になっています。

この音を絶賛する人がいる一方で、自分は「神秘」側に行き過ぎた音だと感じています。机に向かって正座して聴くような音楽で、若干居心地が悪い。特に冒頭のインスト導入部には、わくわくするよりも退屈が勝ってしまうんです。スティービーのファンであれば別ですが、ふだん聴きにはならない音楽と結びましょう。2024.05.28

ナイスレビューですね!

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