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イギリスに属する北アイルランドはベルファスト出身。ゼムで活動した後、渡米。67年のソロ・デビュー作の後、ワーナー・ブラザーズと契約し、68年にリリースされたのが、本作2ndです。バックにはジャズ・ミュージシャンを起用。ジャジーなダブル・ベース、ジャケのイメージ通りの神秘的なフルートやヴァイヴなど、彼らとの奔放なジャム・セッションの中で生まれた、ジャズやソウルをブレンドした芳醇なアンサンブルが印象的。アイリッシュの荒涼とした風景が目に浮かぶ繊細さと黒人のソウルとが結びついた力強くも透き通ったヴォーカルもまた魅力で、深みのある表現は、録音当時20代前半とは思えません。「アイリッシュ・ソウル」と言われるヴァンのサウンドが確立したスケールの大きな傑作。
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レビュアー:jackalopeさん レビューをすべて見る
フォーク、カントリー、ジャズ、ソウルといったエッセンスが非常に緻密に組み合わされていて、とらえどころのない中にただならぬスケール感を湛えたアルバム。フルートや鉄琴などの楽器が与える幻想的な雰囲気も魅力的で、その上で奔放に歌うヴァンのヴォーカルは何とも力強く繊細。
リリースから40年を超えた今でも、唯一無二のサウンド言える傑作です。
レビュアー:purebluesさん レビューをすべて見る
アイルランドの孤高のロッカー ヴァン・モリソンの1968年作。
ものすごい名盤である。
ツェッペリンがデビューし、ビートルズもまだ存在し、ストーンズが名盤をリリースしたこの時期に、まだこのような名盤が存在するという奇跡。
ジャンルとか、これはロックなのかとか、はっきり言ってどうでもよくなります。ジャズもロックもカントリーもアイリッシュミュージックもソウルも、全部喰らって体内消化し、即興演奏に合わせて一気に吐き出したような、、、そのあたりが「敷居が高い」といわれる所以かも、、、
とにかく、魂から出てきた音としか言いようがない。聞き終えた後の感動は何にも代えがたい。
彼のアルバムの中でも特異な1枚であり、もはや再現不可能なアルバムである。