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1090円 (税込1199円)
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
イギリスに属する北アイルランドはベルファスト出身。ゼムで活動した後、渡米。67年のソロ・デビュー作の後、ワーナー・ブラザーズと契約。傑作2ndソロの『Astral Weeks』、ジャズ、ソウル、ブルース、ロックを融合したヴァンならではの「アイリッシュ・ソウル」を確立した傑作『Moondance』に続き、70年にリリースされた4thソロ。ザ・バンドのメンバーなど、米ルーツ・ミュージックを愛するミュージシャンのコミュニティとなっていたウッドストックに移り住み録音された一枚で、前作の「緊張感」のかわりに、しなやかさやのびやかさが印象的。ホーン・セクションが炸裂するヒットした「Domino」をはじめ、R&Bやソウル・フレイヴァーいっぱいのエネルギッシュな楽曲から、ジャケットのイメージ通りの格調高さと繊細さに彩られたアコースティックなバラードまで、好きなミュージシャン達とともに音楽を思いっきり奏でられることの喜びに溢れた佳曲ぞろい。前作と次作『Tupelo Honey』と並ぶ傑作です。
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レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
通称「ストリート・クワイア」ですが、これアルバムのタイトルじゃないですよね。「彼のバンドと街角合唱隊」ぐらいの意味で、曲「ストリート・クワイア」に参加している女声コーラス隊のことをさしています。この曲はもはや、コール・アンド・レスポンスのゴスペルと言っていいと思います。マーサ・ベレスの名前があるんですよ。意外でした。
バン・モリスンは、米国のルーツ・ミュージックにあこがれて渡米したことになっています。う〜ん、どうなんでしょうか。わたしはベルファストが、あまりにも危険な都市になってしまったんで、避難したに近いんではないかと推測しています。真相はどうあれ、彼の主要なアルバムがこの時期に集中している印象はあります。この時期のアルバムの特徴は、音楽への優しい眼差しにあふれた人懐こさです。
彼のことを白人で最高のソウル・ボーカリストという評もよく見かけます。これも自分の中でぴんと来ていません。というかR&Bの香りをモリスンの中に見つけることは困難。「魂の」と言うならわかります。流行なんかにはびくともしない骨太の音楽です。これを、ツェッペリン、パープルのユーザーであったわたしは数十年も理解できなかったんです。恥ずかしいです。