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レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
デイブ・ボールとデニー・ボール(bs)は兄弟です。ほかにピート・ボールという兄弟もいて、一緒に写真に写っています。この兄弟とコージー・パウエルがバンドの核で、初期にはクリームやヤードバーズの曲を練習していました。「ルッキング・スルー・ラブズ・アイズ」は、クラシックのメロディを引用しているようです。すなわちクラシックとブルーズとの良いとこどりが、バンドのコンセプトであったことが伺い知れます。彼らの「アンソロジー」というCDには、デイブ・ボールがライナーを書いています。コージー・パウエルとは家族ぐるみの付き合いで、亡くなる直前にも会っていたとあります。べドラムは、サバスと米国ツアーに出た後、突然解散状態になってしまいます。その理由は書かれていません。バンドは好評だったようで、コージーが引き抜かれてしまったことが理由なのでしょう。ボール兄弟にとっては悲劇と申しますか、悔しい幕引きだったでしょう。
英国ハードのユーザーは、この盤のことをコージーの逸話抜きで愛さなくてはなりません。クリームから悲観を取り去ったら、こういう音になりそうです。王道のハードロックとはこういう音です。かつては手に入らなくてオークションで争奪状態でした。再発されて、その状態は解消されています。2023.12.30